先日、売電収入があることを理由に飲み会の会費を上乗せされそうになりました。
理由は、『俺たちの金で儲けているんだろ』ということです。
仲間内の冗談でしたが、潜在的にこういう問題もあるんだなと気付かされるきっかけになりました。
そもそも、太陽光発電のイメージは良くない
太陽光発電=クリーンエネルギーともてはやされたのは昔の話です。
でっかい野立て太陽光を見ても、
『地球環境、CO2削減に貢献してるなー。』
とは思いませんよね?
『こんなに敷き詰めて・・・。儲けてるなー。いいなー。』
と私は思います。
太陽光発電所が環境のためではなく売電収入を目的に設置している事くらい誰でも分かるので、
今では太陽光=金儲けの道具というイメージに成り下がってしまったのではないでしょうか。
国民の実費負担により、印象はさらに悪い
例えば、先週Yahooニュースにこんな記事が上がりました。
引用:Yahoo
大事なところはここ。
国民負担を抑える狙い
少し話は逸れますが、
太陽光発電は、設置費用にさえ気をつければ、10年、20年にわたって安定的に利益を出すことが出来ます。
おそらく、投資している人にとっては、メリットだらけなのにやらない理由が分からないというのが本音でしょう。
私もそうです。
- 一年の半分(春から夏)は毎月5万円以上の収入
- 晴れてくれるだけで売り上げUP
この恩恵が20年も続きます。
で、このお金がどこから来ているかというと、先ほどの記事にある通り国民の電気代です。
電力会社による買い取りが表向きですが、割高な価格で買い取っているため、費用の一部を国民の電気代に『再エネ賦課金(ふかきん)』として上乗せして回収している訳です。
太陽光発電は、やってない人から見てみれば、面白くないですよね。
知恵袋にはこんな意見も。
引用:Yahoo知恵袋
憲法違反かどうかは良く分かりませんが、文句を言いたくなる気持ちは理解出来ます。
設置者がリスクを背負っていることは理解され辛い
太陽光発電は投資です。
なのにリスクに対する認識はあまり広まっていないように見受けられます。
このせいで、楽して儲かるというイメージだけが先行しているのでしょう。
私自身は太陽光に投資している方、例えば野立て太陽光投資家にネガティブな感情はありません。
彼らがどれだけリスク(借金)を背負っているかを考えると、利益を上げる資格はあると思います。
本題:イタズラや嫌がらせが増えると思う理由
ようやく本題ですが、
再エネ賦課金の認知度:17%
調査時期は2017年12月(最近)。
この数字が犯罪の対象になると予想する根拠です。
何が言いたいかというと、太陽光の買い取りによって電気代を上乗せされている事に気付いていない国民がいまだ大多数(83%)ということです。
先に取り上げた記事などで太陽光の電力買い取り見直しに注目が高まり、今後『再エネ賦課金』の認知度が高くなっていくとどうなるでしょうか。
ただでさえ太陽光のことを良く思ってない人が、他人の金儲けに自分が直接的にお金を払わされていることに気付いてしまうと、負の感情が倍増されてしまうことは簡単に想像出来ます。
残念ながら、太陽光には嫌がらせや犯罪のターゲットとなる動機が揃っていると私は感じました。
- 楽してお金を儲けているというイメージによる妬み
- その儲けは国民が実費で負担させられているという不満
- 特に野立て太陽光のセキュリティの甘さ
私はアルソックとホームセキュリティを契約するくらい心配性で、発想もネガティブなので考え過ぎかもしれません。
杞憂に終われば良いのですが。
関連記事です。
連系後1年間の実発電量と売電収入の実績をまとめました。設置費用や売電契約についても言及しています。元をとるまで5年といったところでしょうか。
設置して実際に感じたメリットを紹介します。お金以外にも、非常時の電源確保やオフグリッド生活まで、家の可能性が一気に広がりました。
住宅に太陽光をのせる際には、注意点がいくつかあります。見落とすと損してしまうことも考えられます。発電に適した都道府県や業者の選び方まで、少し長めの記事ですが、これを読めば完璧です。