太陽光施工業社の違いで売電収入が300万円も変わる。

太陽光発電

この記事は、

  • 設置業社と何社も会うのは面倒くさい
  • どこにお願いしてもそんなに変わらないだろう
  • 近所の◯◯さんに紹介してもらった所にお願いしよう
と思っている方への注意喚起です。

下手すれば、初期費用で100万円、

さらに売電収入で数百万円損することになりますよ?

 

逆に考えると、見積もり段階における、自分で業者を調べたり、アポを取って打ち合わせをする手間に対する金銭効果は相当なものになります。

 

時給10万円位の仕事だと思って自分を奮い立たせて下さい。

この時期の1時間は、スーパーのお惣菜の半額シール数百枚分の価値があります。

 

前の記事では、パネルメーカーなんてどこでも大差ないと言いましたが、

誰にでもオススメできる太陽光メーカー。

 

施工業社間の差は激しいので、どこでも良いわけではありません。


まず、私たちにどれだけカモられる材料が揃っているのか理解する

中でも家を購入するタイミングで導入を検討している家庭は、カモですね。

カモたる理由
  • 大きな買い物をしていて、お金に対する考えが雑になっている
  • ローン、保険、引越し、家具など他にも考えることが多くて、検証する時間がない

ガードが緩くて、気持ちだけ大きくなっているので、営業からして見れば、言いなりにしてしまうのに苦労はしないでしょう。

 

 

そして、太陽光が売る側に有利な筆頭するべき理由は、いくら高値で売りつけたところで、顧客が一定の満足感を得てしまうことにあります。

これは実際に信頼できる営業さんから伺って納得しました。

 

 

毎月必ず売電収入が生まれることが原因です。

毎月数万の収入が10年、20年と続くわけです。

幾ら最初にボッタクられても、毎月コツコツと発電してお金を入れてくれるだけで、損していない錯覚に陥ります。

 

毎日の発電量と消費量、売電量から経済効果を実際に計算している家庭は何%存在するのでしょうか。

大抵は、毎月の検針結果と振り込み予定金額を見て、安心しているだけではないかと思います。

 

良心的な施工業社を選んで入れば毎年20万円の利益が出せたのに、プラマイゼロで喜んでしまっているような、搾取されたことにすら気付いていないケースが多くあるような気がしてなりません。

 

特に身内には、そんな目に会って欲しくないですね。

 

 

実例。設置業者の違いで利益に300万円の差。

我が家が10社の業者と打ち合わせをしていたのは2017年で、見積もりはほとんど捨ててしまっているのでデータはメールに残っているものだけですが、

その中で比較しても恐ろしいほど違いました。

見積もり条件
  • メーカーはQセルズ
  • 予算は税込250万円
  • 予算の範囲内で、パネルを載せれるだけ載せて欲しい

この条件を元に頂いたA社とB社の提案と、20年間の全買取とした時の売電収入と粗利の比較がこちらになります。

A社

B社

メーカー

Qセルズ

Qセルズ

システム出力 kW

11.6

15.6

年間発電量 kWh

12585

18971

初期費用

¥2,450,500

¥2,350,000

年間売電額

¥285,428

¥430,262

20年間売電額

¥5,708,556

¥8,605,246

粗利

¥3,258,056

¥6,255,246

 

なお、システムの出力、年間発電量、そして初期費用はそれぞれの見積もりの記載値であり、メンテナンス費は考慮に入れてません。売電価格は2017年度(税込22.68円/kWh)の設定です。

 

まずA社を見てみると、20年間稼働した後の粗利は326万円ほど。十分ですよね、喜んで契約できるでしょう。

しかしB社の提案ではさらに300万円多く、粗利は600万円を超えています。

 

 

A社と会って喜んでサインするか、もう少し相見積もりを粘ってB社に巡り会うか。

 

この数時間〜十数時間で、300万円かそれ以上の差が生まれたことになります。

 

業者選びだけは、やる気を出して取り組むことをオススメします。

面倒ですが、やった分だけお金になって返ってきますよ。

 

 

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