夫婦でつみたてNISAをはじめたこともあり、最近は投資に関する記事をたくさん書いていますが、所詮は投資初心者。
つみたて投資の妥当性だったり、ほとんど自分に言い聞かせるために書いている所も少しあります。
今のところ確定拠出年金やつみたてNISAなど国の非課税制度を利用するに留まっていますが、さらにボーナスや余剰資金を積極的に投資するなんて考えられないのが本音です。
そんな私でも2年近く投資を続けられている理由。
それは、資金があぶく銭であることに他なりません。
目次
私が給与で投資ができない訳
もし汗水垂らして得た給与から生活費を引いた額を株に投資していたら。
たとえ一時的にでも暴落してしまうと、かなり凹むと思います。
『持っておけばそのうち回復する?何それ明日のこと?』
みたいに、回復するまでの数年は狼狽してしまうことは間違いないでしょう。
たとえ限られた期間だとしても、そんな精神状態で過ごすのは御免です。
これは性格によるものに加えて、投資に慣れているかの話もあると思います。
でも投資に手を出さない方の多くは、私と同じ理由ではないでしょうか?
元本を割るのは絶対に嫌だけど、投資には興味がある場合
いくら怖くても投資のメリットについては理解できるので、なかなか切り捨てることは出来ないのもまた事実です。
つみたてNISAのような
- 投信限定
- こつこつ20年
- 非課税対象
なんていう小心者のサラリーマンにぴったりな制度が出来てしまうと、利用したくなってしまいますよね。
我が家も欲望には逆らうことは出来ず、夫婦でつみたてNISAに取り組んでいます。
夫婦でつみたてNISAを満額やるなら、毎月7万円も必要
夫婦でつみたてNISAなんて、普通は難しいと思います。
まず障害となるのが資金の捻出です。
減るかもしれないものに毎月7万円も給与から出すなんて、なかなか出来ませんよね。
うちは共働き世帯なので、一馬力の家庭に比べると多少の余裕はあるかもしれませんが、毎月7万円はさすがに大きな負担です。
夫婦ともに投資に馴染みが少ないので積み立てられている実感もあまりないですし、絶対に減らない預金口座の残高を眺める方が安心できます。
同じ7万円の積み立てでも、円預金と投信では、捉え方が随分と違うのが投資初心者の実情ではないでしょうか。
給与から出したくなければ、他から投資資金を捻出するしかない
我が家では、給与以外の不労所得を投資に充てています。
その内容は、太陽光と、そして本当に微々たるものですがこのブログ。
投資初心者が、暴落に怯えることなく積み立て投資を行っている例として紹介したいと思います。
屋根に載せた太陽光の年間収益は50万円
ただ、これには浮いた電気代も含まれているので、売電して実際に振り込まれるお金は43万円ほどです。
2018年はつみたてNISA一人分の40万円を売電収入から捻出していました。
ブログも少しだけ収益化
このブログも2019年に入って月間1万PVを超えるようになってからは、安定的に毎月1万円前後の収益をあげてくれるようになりました。これが1年続くものとして今は年間12万円を見込んでいます。
ブログのおかげで、我が家の仕事以外の収入、いわゆるあぶく銭は、昨年の43万円から55万円まで増やすことができました。
不労所得のおかげで、NISA二人分でも実質負担は微々たるもの
今年から妻のつみたてNISA口座も開設して二人分の80万円を積み立てることにしました。
不労所得の55万円では全てを賄うことはできません。
しかし、給与からつみたてNISAに出す額は二人で年間25万円。一人当たりたった毎月1万円です。
この額なら、たとえゼロになっても生活に影響は出ませんし、鬱々とした気持ちで回復を待ち望み続けることもないでしょう。
私たち初心者夫婦にはちょうど良い負担です。
結論。投資額を増やしたければ、とにかく余剰資金を増やす
我が家はおもに太陽光が不労所得として計算できるので、その資金をあてにつみたて投資を行なっています。
汗水流して手に入れたお金ではないので、投信価格が上がろうが下がろうが、全然動じることはありません。
『投資は余剰資金で』
とよく言われる理由はよく分かります。
私たちと同じように投資に慣れていなくて、『減るの嫌だな、でも興味はある』という方は、あぶく銭を作るところから始めてはいかがでしょうか。
楽天ポイントで投信を買えるようになったのも良いですよね。元がポイントなら、痛くも痒くもないと思います。
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2018年に始めた本ブログも、もうすぐ開設して1年経とうとしています。本当に微々たるものですがお金も生んでくれるようになりました。
連系後1年間の実発電量と売電収入の実績をまとめました。設置費用や売電契約についても言及しています。初期費用は一括で支払い済みなので、毎月の売電収入は不労所得と捉えています。
記事でも触れましたが、太陽光の売電収入はつみたてNISAに投入しています。20年という期間といい、共通点の多い2つの制度。組み合わせるとメリットも倍増します。