凱旋門賞を観戦するためのパリ行き航空券。
マイルがそれなりに貯まっていたので、国際特典航空券の交換を試みました。
ANAはマイル用に解放している座席数が少なく、まず取れないことで有名です。
こんな時の為に、SFC(スーパーフライヤーズカード)会員になったわけですが、はたして恩恵に授かることはできたのでしょうか。
ANA便で検索するも全て空席待ち
意気揚々と調べたのですが、希望の日は全クラス空席待ちでした。
やはり本気でとるなら特典航空券が解放される355日前に取っておかないとダメなんですね。
ただでさえ羽田-パリ便は人気航路。
いくら上級ステータス用の枠があるとはいえ、少しなめていました。

仕方ないので『空席待ち』で予約
何もしないよりはマシだろうと、とりあえず空席待ちに応募することにしました。
するとすぐにANAからメールが。
名古屋-羽田間を移動する国内便は問題なく確保できたようですが、肝心の東京-パリ便は当然ながら空席待ちのまま。

まあ、当たり前です。空席待ちで予約したんですから。
デスクに待ち人数を問い合わせ
ずっと待っていてもキャンセルがでる保証もないので、お問い合わせデスクに確認してみることに。
すると前後の日程も含め、全ての座席クラスの待ち人数が判明しました。
- エコノミークラス 0人〜5人
- ビジネスクラス 3人〜16人
ここで注意事項を。
キャンセルが出ても早い順で割り振られる訳ではなく、よりステータスの高い人が優先されます。
つまり、優先順はこう。
- ダイヤモンドメンバー
- プラチナメンバー
- スーパーフライヤーズカードメンバー ←私
窓口の方にも、
『お客様は、ダイヤモンドメンバー、プラチナメンバー、スーパーフライヤーズの中の3番目となります。』
と言わてしまいました。
一般会員よりは優遇されますが、やはり上には上がいます。
SFCを取得してANAの上級会員になれば特典航空券は取りやすくなると思っていましたが、上級会員用に開放された航空券もまた奪い合いです。
今回初めてマイルによる交換を試みて、改めて分かりました。
パリ行きのチケットに話を戻すと、
待ち人数的にエコノミー席であれば可能性はあるかもしれません。
でも取れるかどうか分からないキャンセル待ちに賭ける訳にもいかないので、ANA便の航空券は諦めて、空席待ちも取り下げることにしました。
提携航空会社の特典航空券を確保
ANA便は諦めましたが、スターアライアンスに加盟している提携航空会社の航空券であれば、同じくマイルで取得できます。

検索すると、ちょうど見つけました。
条件は全て満足していたので、即座に購入。
- 往路、復路ともに乗り継ぎはスムーズ
- ギリギリ凱旋門賞観戦が成立する日程
- ビジネスクラス
行きはルフトハンザ航空でフランクフルト経由、帰りはアシアナ航空でソウル経由です。

写真は帰りに搭乗予定のアシアナ航空 ボーイング777-200ERのビジネスクラスの座席です。

ANAの色違いですね。シートはちゃんとフラットになる仕様です。
10時間以上のフライトで夜に帰宅。そして翌朝には出勤しなければいけない事を考えると、横になれるのはとてもありがたいことです。
ルフトハンザ航空とアシアナ航空のビジネスクラスは今回が初めてとなります。
アシアナ航空に関しては搭乗自体経験がありません。アシアナ航空は機内食が美味しいことで評判です。
目的はあくまで凱旋門賞ですが、フライトについても楽しみが増えました。
航空券の費用と1マイルの価値
凱旋門賞観戦に向け、まずは航空券を確保しました。
- 特典航空券代 95,000マイル
- 税金・空港使用料他 37,620円
今回航空券はマイルと交換しましたが、購入となると半年前の今ですら往復で50万円以上します。
ビジネスクラスなので当然っちゃ当然です。
95,000マイルとの交換なので、1マイルあたり約5円相当。
改めてマイルの価値を認識しました。
とはいえ今回でかなり減ってしまったので、また貯めないといけません。
まとめ
今秋の凱旋門賞観戦に向けて海外特典航空券の取得を試みましたが、ANA便は全然むり。
でも提携航空会社だとすんなり確保出来ました。
スーパーフライヤーズカード会員向けに特典航空券枠の拡大があるのはANA便だけ。提携航空会社については関係ありません。
つまり今回はSFCによる恩恵は無かった訳ですが、航空券が確保できたことを素直に喜んで、他の準備に進めたいと思います。
つづく。
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