セコムとアルソックに相見積もりをとって、どちらかがギブアップするまで値下げ合戦を繰り広げてもらいました。
こちらが試合終了の瞬間です。
murao 様
ご返信ありがとうございました。
セコムは
月額3,000円、お買取システム料金が17万円が限界でございます。
ご提案のシステムはスマートホン操作不可でございます。
お時間いただいて
お役に立てずに申し訳ございませんでした。
また何かございましたら
お気軽にお申し付けくださいませ。
この後、最終的に契約したのはアルソックでした。
でもセコムについても最初の提示額は23万円だったので、最後に提示を受けた17万円は相当頑張って頂いたんだと思います。
では、ここに至るまでに得られた知見をまとめておきます。
その前に。
ホームセキュリティは警備機器について
- 買取り
- レンタル
とプランが分かれていますが、この記事は買取プランがベースになっています。ご承知おき下さい。
まず、ホームセキュリティは値切れる
家電の購入や引っ越しの時には積極的に値引きをトライする私でも、ホームセキュリティは固定金額で交渉の余地はないと思っていました。
資料請求すると分かるのですが、装置やセンサーの数によって料金がシステマチックに管理されている印象を受けてしまい、知らないと定額だと思い込んでしまいます。
しかし、実際は値下げ交渉も受け付けてくれます。
数回電話かメールをするだけで数万円の値引きが期待できるかもしれないので、聞かないと損ですね。
一回の相見積もりでも十分な値引きが期待できる
最終的にアルソックに決めるまでに、
セコム→アルソック→セコム→アルソック→セコム(辞退)
というように、セコムとアルソックの間を2往復しました。
価格の推移については、両社でサービス内容が少し異なるので、ここではセコムにのみ注目します。
- セコム1回目 227,800円(訪問時)
- セコム2回目 180,000円
- セコム3回目 170,000円
2回目の提示でいきなり5万円近く引いてもらうまでは順調でした。
この時にやったことは、
電話で『アルソックは19万円でやってくれるそうです』と伝えただけです。
しかしその後の値引き幅イマイチで、粘っても1万円しか伸びませんでした。
この傾向はアルソックも同じだったので、交渉は1回位でやめてしまっても特に問題なかったと思います。
月額料金は値下げされない
プランできっちり決まってしまっているようで、セコム、アルソックともに月額料金の値引きはありません。
ランニングコストを下げる方が、こちらとしては嬉しいのですが、警備会社にとってもこちらと同じ理由で嫌なのでしょう。
提示価格はメールで受け取ること
これは相見積もりの基本ですが、きちんと証拠は持っておく必要があります。
無いと、交渉中の営業担当から、本当に競合相手がその金額を提示しているのか見せてくれと言われた時に困ることになります。
(実際に要求されました)
逆にきっちりと見せると、発言の信憑性も高まり、交渉が優位に進みます。
ハッタリは墓穴を掘るので、やめておいた方がいいでしょう。
値下げが進んで担当の裁量で決めれないところまで行くと、担当が上司を説得して了承を得る材料として効果を発揮します。
(上司を巻き込むくだりはパフォーマンスの可能性も高いですが、それで値引きが得られるのであれば付き合ってあげましょう。)
交渉ネタは値引きだけとは限らない
我が家の場合、どうしても机の下にヒーターや扇風機をつなぐコンセントが欲しかったので、ついでに新設してもらいました。
設置機器とは全く関係の無い場所でしたが、もちろん無料です。
機器を設置する際は、電気工事が必要になるので、もしかしたらと思い契約直前にお願いしてみたら、すんなり引き受けてくれました。
値切られて収入が減るより、社員の作業時間が少し伸びる方が、会社的にも受け入れ易いのでしょう。
でもこちらからすると、電気屋にお願いすると1.5〜2万円必要になるところがサービスで受けられたので、非常に助かります。
このように、値下げ以外の要望も、相見積もり中だと聞き入れてもらえる可能性が高くなるので、ダメ元でお願いしてみると良いと思います。
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