ホームセキュリティのことが少し気になり始めたという方へ。
知っておいてほしい基本的なこと、気になっているだろうことをまとめました。
目次
1. 警備会社はアルソックとセコムの二択。他を選ぶメリットなし。
ご存知の通りこの2社のシェアと知名度が抜きに出ています。
警備会社を選ぶ上で考えるポイントをまとめましたが、どの項目に関してもALSOKかSECOMを選んでおけば間違いありません。
- 警備会社の知名度による抑止力
- 機器や警備システムの質
- 最寄りの待機所からの距離
- 初期費用と毎月の維持費
公表されている拠点数は、アルソックが全国に2400拠点、セコムが2800拠点です。
2社以外の警備会社が近所にあるといったケースでない限り、アルソックかセコムで考えましょう。
2. どんな防犯機器を設置するかは予算次第。防犯カメラは高額。
アルソックとセコムともに、デフォルトで設置が必要な設備があります。
- 扉の開閉感知センサー
- 窓の施錠確認センサー
- 煙感知器
- 空間センサー
- 警報ランプ
- 非常ボタン
これ以上はオプションとなりますが、防犯カメラの設置も可能です。
アルソックの画像確認サービス
警備会社でモニターされ続けるので安心度はとても高いですが、初期費用、毎月料金はぐっと高くなります。
3. 機器はレンタルと購入から選択。でも購入が断然お得。
ここからはアルソックを例に説明します。(セコムも傾向は同じ)
アルソックの費用(一般的な戸建住宅の例)
月額費用が安いのはお買い上げプランです。
逆にレンタルの方が初期費用を抑えることができますが、その分月々の支払いは高くなります。
基本料金(機器費、工事費、月額利用料)を比較すると、5年が区切りとなり、それ以上長期の契約では購入プランがお得な料金設定となっています。
しかしレンタルだと解約時に取り外し工事費用が発生するため、実際は3年以上利用するならば購入の方が総支払い額は低くなります。
我が家で導入を検討した際、アルソックの担当者が購入を勧めて来たのに対し、セコムの担当者はレンタルを勧めてきました。
ホームセキュリティは、一度契約すると解除し難い類のサービスですので、契約期間は基本的に3年以上の長期となります。
警備会社も購入されて月額が安くなるより、レンタル契約で高い月額を長期間回収できた方が収益が上がることは承知していることでしょう。
その点を踏まえた上で各担当の提案を聞くと、『顧客視点のアルソック』と『利益重視のセコム』という印象を私は持ちました。
4. 最安で月々3000円台から契約可能。
機器を購入するプランで、且つマンションや小さめの一軒家に限られますが、月額料金は3000円台から可能です。
どうでしょうか、安いと思いませんか?私は1〜2万円というイメージがあったので、調べた時に驚きました。
以前はセコムの方が料金設定はかなり高かったそうですが、現在は両者ともほぼ変わらないレベルまで拮抗しています。
我が家で相見積もりを行った際も、ギリギリの所でアルソックの方が値引きに応じてくれましたが、ほとんど差はありませんでした。
5. ステッカーだけ貼っても偽物とすぐバレる。法的にもNG。
設置が必須の警報ランプや窓に設置しているセンサーなどは外観で分かるので、ステッカーだけの偽物はすぐにバレます。
また、契約してないのにステッカーを貼っていると、訴えられる可能性があるのでやめましょう。
6. 警備員は闘ってくれない。様子を確認し、通報するだけ。
CMの印象では屈強な警備員が何かあった際は守ってくれる、いわばボディーガードとして期待してしまうので、期待外れと感じてしまう方も多いと思います。
私が会った警備員は、イメージ通りとても屈強な方でした。
しかし警察官と大きく違う点として、警備会社のガードマンは武器の携帯が許可されていません。
実際彼らは何かあっても闘わないよう教育されています。
とはいえホームセキュリティの導入で期待すべき点は犯罪の抑止力ですので、この点は問題ないと考えています。
我が家では太陽光発電の連系工事で一瞬停電しただけでも5分後には駆けつけてくれましたし、心強いことに変わりはありません。
7. キュリティの施錠/解錠はスマホでもOK。履歴もチェック可能。
最近の設備だと、スマホで管理とチェックが可能で、これが非常に便利です。
警備システムを入れたか不安な時はすぐに確認できますし、忘れていれば外出先でもシステムを起動させることができます。
さらに施錠/解錠の履歴も確認できるので、小さいお子さんがいる家庭などでは非常に重宝されるサービスだと思います。
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