2019年以降にSFCを取得する意味はあるのか。特典制度の改悪により後悔の声もチラホラ。

ANAマイルとSFC

ANAの上級会員資格、SFC(スーパーフライヤーズカード)を取得して1年が経ちました。

以降飛行機に乗る機会が全くなかったので恩恵に授かることもありませんでしたが、いつのまにか改悪が発表されていますね。

修行と称してSFC取得のために少なくとも40万円以上のお金と多くの時間をかける方も多い中、改変の内容と理由を整理しました。

さらには今後控えるさらなる改悪も予測し、SFCは本当に取得する意味があったのか検証したいと思います。

取得の難易度にも影響は出ているようですが、この記事では触れていません。

すでにSFCを持っている側からの目線なので、内容はホルダーの特典に絞っています。ご承知おき下さい。

 

改変内容について

それは国際線のプレミアムエコノミー席へのアップグレード廃止です。

廃止の代わりに、マイルと交換する特典航空券でプレミアムエコノミー席も選べるようになるそうです。

この改変を好意的に受け取っている方もいるようですが、それはマイルの有り余っている一部の方に限られた話だと思います。

murao
断言するけど、普通のSFC会員にとっては、ただの改悪

例えばハワイだと、特典航空券との交換に必要なマイル数は各クラスによってこのように変わります。

ハワイ往復に必要なマイル数
エコノミー:3万5000マイル

プレミアムエコノミー:5万3000マイル

ビジネス:6万マイル

 

プレミアムエコノミーに搭乗するには

今までは、3万5000マイルの特典航空券か、格安の航空券でエコノミー席の予約を取っていれば、空席さえあればプレエコにアップグレードが可能でした。

しかし、これからは2倍近いマイルを使用するか、倍以上の値段のするプレミアムエコノミー席の航空券を購入するしかなくなります。

空きさえあればアップグレードできるという夢のような特典は、あっさりと終わりを迎えました。

 

 

なぜ制度が改変されたか

一番大きな理由はA380のハワイ路線就航

A380はエアバスの誇る世界初の総2階建ての機体で、ボーイング機を含めて現在世界で就航している旅客機の中で最大の大きさと座席数を誇る最新鋭の機体です。

ハワイ便に就航するANA機のの中で、プレミアムエコノミー席は73席を占めます。ボーイングの最新機B787では20席程度に留めていることを考えると、どれだけ多くの席を設定しているか分かりますね。

せっかく増設したプレミアムエコノミークラスを、タダでアップグレードさせて使わせるのは勿体ないとANAが思うのは当然です。

いや、タダでアップグレードさせなくて済むから増設したのかも。

この際どちらが先でも良いですが、扱いが中途半端で今まで少し宙に浮き気味だったプレミアムエコノミー席にてこが入るきっかけになってしまったのは間違いないでしょう。

 

SFC取得者が増えすぎてしまったことも原因の1つ?

私の周り、同じ職場の同世代で取得しているのは知っているだけで4人います。

修行なんて時間もお金もかかって大変なのに、それだけ多くの人を惹きつけてしまうほど、取得のメリットが大きかったということです。

みんなが気づき始めてしまった代わりに、ホルダー数も急増してしまったのでしょう。

資格者が増えれば、サービスの質を下げざるを得なくなるのは、仕方ないのかもしれません。

 

 

SFC会員に残された特典

失ってしまったことは仕方ありません。では何が残されているかについて、改めて確認したいと思います。

予約時の特典

  • 特典航空券の優先予約(国際便)
  • 前方座席指定(国内便)
  • 予約優先キャンセル待ち
  • 会員専用デスク

この中では、なんといっても『特典航空券の優先予約』の有用性が際立っています

この特典の為にSFC取得を目指した方も多いのではないでしょうか。

特に国際線、いくら頑張ってマイルを貯めても、いつも特典航空券は競争が激しくて航空券が全く取れないという事はよくあります。

その点、ANAは上級会員限定の枠を設けているので、SFCを取得すればかなり優位に国際特典航空券を確保できます。

【凱旋門賞2019への旅 】 人気のパリ行きチケットをマイルと交換。SFC会員の恩恵は?

 

搭乗時の特典

  • ラウンジ利用
  • 手荷物優先受け取り
  • 専用チェックインカウンター&専用保安検査場
  • 優先搭乗
  • 手荷物許容量UP
  • 空港での優先キャンセル待ち

搭乗時のメリットはまだまだ多く残ってますね。

専用チェックインカウンターに始まり、到着後の手荷物受け取りまで、快適に、時間のロスが最小限になるような気遣いが最大限に込められています。

経験したことのある方はご存知かと思いますが、時間と体力に限りのある旅行中にこれらの恩恵はどれだけありがたいか。

 

 

このように、改めて並べてみると、魅力的な特典はまだまだ残されていることが分かります。

もしこれらの優遇制度が永続するなら、SFC取得は十分にメリットがあり、これから取得を目指す方、すでに持っている方ともに心配や不満は残らないと思います。

しかし、本当に気にするべきはこれからさらに悪い方向へ制度が改変される可能性のことではないでしょうか。

 

 

今後さらに考えられる改悪

それは、

  • 特典航空券の優先予約
murao
そして代わりにマイル変動制の特典航空券予約制度が導入されると。

※完全に私の想像です。根拠はありません。

しかし、JALではもう採用が決まったシステムなので、方向性として可能性が無い訳ではないと思います。

引用:JAL

今のところ、席が限られていて予約の取りづらい便でも、上級会員限定の席が開放されていて予約出来るケースがあります。

SFCホルダーにとってメリットの大きな優遇措置であるため、多くの修行者の動機となっていると思われます。

しかし、今後は、上級会員のステータスではなく、追加のマイルを要求されてしまう方向に制度が変更されてしまうかもしれません。

昨年末に始まったJALのこの新システムが上手く機能すると、より現実的になることが懸念されます。

万が一、ANAも同じことになってしまうと、SFCは『ラウンジへのフリーパス券』に成り下がってしまい、価値は半減どころか9割減となるでしょう。

実現しないことを祈るばかりです。

 

 

SFCを取得して後悔してる?まだの人はこれから取得するべき?

現状の特典と将来の懸念を加味した上でも、まだ興味があってお金と時間に余裕があればGOです。

間違いありません。

でも、

murao
迷う場合は止めといたら?

SFCの優遇制度が今以上に向上する見込みも理由も見当たらないので、おそらくこれからは改悪の一途を辿るでしょう。

出張でプレミアムポイントがたくさん貯まったなどのケースを除けば、自力でゼロから50,000プレミアムポイントを貯めるのは少し割に合わないかな、というのが正直なところです。

以前は、『関心を持ってしまった時点でGOだ!』と言ってましたが、状況が変わりました。

 

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ANAマイルをためるためにお金を出しています。SFCがあれば特典航空券の取得にアドバンテージがあるので、買ったマイルを利用した方が断然お得です。

ANAマイルを増やしたい。バイマイル(お金でマイルを買うこと)始めました。

 

2017年に私が50,000プレミアムポイントを獲得してSFC会員資格を得た際のフライト記録です。たった1年の間に17回も搭乗していました。かかった航空券代はおおよそ43万円!

セントレア(名古屋)起点。SFC取得までの修行記録と感想。

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