SFCのメリットを5年目に体感。13.5万マイルを大量消費。

ANAマイルとSFC

マイル修行を経てSFC(スーパーフイヤーズ)のステータスを獲得して5年。

ようやく役に立つ場面が訪れました。ウチの場合は、アメリカへの引越しです。

“半永久的”な資格だけあって、取って良かったと思える日がいつかは来るんですね。

SFC(スーパーフライヤーズ)会員とは

この記事を読んでいる方は皆さんご存知だとは思いますが、エアラインの”上級会員”のひとつで、色々と優遇されたサービスを受けることが出来ます。

代表的な特典は、

  • ラウンジを利用できる
  • マイルの特典航空券を予約しやすい

 

また、上級会員といっても色々ある中で、SFC(スーパーフライヤーズカード)だけは1度ステータスを獲得すればその資格は半永久的。

そんなお得なステータスなので、皆さんこの資格を得るために、”マイル修行”に勤しむ訳ですね。

私も、1年だけめちゃくちゃ飛行機に乗りました。

セントレア(名古屋)起点。SFC取得までの修行記録と感想。

 

体験したSFCのメリット

それでは、実際にSFCが役立ったポイントを紹介したいと思います。

妻もSFC家族会員に

VISAの家族カードを発行したことで、我が家にはSFC会員が2人(本人、家族会員)となりました。

あのマイル修行を経験することなく、です。

家族会員も、恩恵は本人と変わりませんからね。

今後、妻が単身で日本とアメリカを往復する機会もあると思います。

特典航空券やアップグレードの席も取りやすくなりますし、ラウンジなどでフライトも快適になるはず。

 

13.5万マイルを大量消費

コロナで使い道の無くなっていたマイルを、良い機会なのでパーっと使いました。

家族を迎えに帰国した際の往復ビジネス航空券や、会社から支給された航空券のアップグレードに、合わせて13.5万マイル。

  1. 赴任時。ビジネスへアップグレード(成田→シアトル)2.5万マイル
  2. 家族を迎えに。ビジネス往復特典航空券(シアトル→成田→シアトル)8.5万マイル
  3. 家族をアメリカへ。ビジネスへアップグレード(成田→シアトル)2.5万マイル

マイルを貯めて海外特典航空券を取ろうにも、空席が無くて断念するケース(特にビジネスクラスは)がほとんどですよね。

そんな中、コロナによる影響もあると思いますが、希望の便で2席分のビジネスクラスをマイルで確保できたのはSFCの枠のおかげだと信じています。

 

持ち込み荷物がプラス1個

どのクラスも、荷物が一個増えても大丈夫です。

ビジネスクラスだと、SFC会員は32kgの荷物が3つまでOKに。

今回は引越しだったので、この優遇措置を目一杯利用しました。

  • 私(SFC)3個
  • 妻(SFC)3個
  • 娘(2歳未満) 1個

トータル7個(+犬、ベビーカー)の荷物でチェックイン。

大人2人に対してカート3台。

空港内の移動は大変でしたが、新生活を始める上ではすごく助かりました。

 

家族でラウンジ利用

今回はビジネスクラスだったのでSFCは関係なかったのですが、エコノミーでもラウンジを使える点は、SFCの大きなメリットですね。

私は、快適な移動にはラウンジの利用が大きく左右すると考えている派です。

特に子ども連れだと尚更。

娘は寝る前に風呂!という流れなので、長時間フライトの前に風呂に入れることが出来て助かりました。

おかげで、機内でもすんなり寝てくれました。

 

逆に感じたデメリット

唯一のデメリット、それは航空会社がANAに縛られることです。

私の会社がANA以外のエアラインと提携を結んでいるので、仕事で利用する場合はちょっと面倒なんですよね。

『ANAを使いたい』と言えば希望を聞いてくれるものの、その場合はエコノミーに。※提携航空会社だと、ビジネスです。

自分でアップグレードすれば良い話(今回もそうしました)ですが、マイルも必要になるし、確実にアップグレード席が空いているとも限りません。

次に会社都合で移動する場合は提携のエアラインを利用すると思います。となると、SFCは関係なくなります。

 

アメリカ駐在の方には特にオススメ

アメリカに引越す可能性のある方は、より恩恵に授かれるかもしれません。

アメリカに移住直後は、ANA USAかJAL USAのクレジットカードしか作れないので、必然的にマイルがたくさん溜まります。($1あたり1マイル付与)

マイルが貯まってどうしようという時、SFC(JALであればJGC)を持っていれば融通が効きやすいはず。

日本との往復移動も増えることだし、良いんじゃないかなと思います。

 

まとめ

SFC取得後、時間はかかりましたが実際に恩恵を受けることが出来ました。

これから先、活躍してくれる場面はさらに増えるだろうなと期待しています。

この記事を読んでいる方は、SFCに興味がある、もしくは持っている同士の方が多いはず。

改悪が進む中、SFC取得に意味があるのか(もしくはあったのか)不安だとは思いますが、何かしら、参考にして頂ければ幸いです。

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