TOEICのスコアと正答率が別物であることは、意外と知られていません。
Listening100問+Reading100問 合計200問なのに990点満点。
そもそも変ですよね。
実際は、
例えば500点の方が、50%正解している訳ではないですし、
1問あたり5点でもありません。
この記事では、
- 900点とるには何%正解する必要があるの?
- リスニングとリーディングの配分は?
そんな疑問を、実際のスコアシートを元に、紐解いていきたいと思います。
目次
905点を2回取った時のScore Reportで検証
今回、題材とするのは私の過去3回の結果です。
①L475 R430 Total905
②L480 R250 Total905
①と②は同じ点数にほぼ同じ配点。
500点をウロウロしていた時も毎回ほぼ同じ点数でした。
TOEICスコアの妥当性というか、再現性は信頼に足ると思います。
③L480 R380 Total860
最後に、900点には届きませんでしたが、オマケです。
これは、リーディングの時間配分をミスった時ですね。
ギリギリAランク(860点)には届いているので、参考データとして追加します。
それでは、リスニング、リーディングそれぞれのスコアと正答率を比較していきましょう。
Listening リスニング
①480点/495点(97%)
正答率:92%
②475点/495点(96%)
正答率:90%
③480点/495点(97%)
正答率:94%
9割正解すれば、ほぼ満点?
- スコア:475〜480点(96〜97%)
- 正答率:90%〜94%
どの回も、正答率よりも高いスコアを貰えています。
特に②の正答率90%で475点(96%)は、かなりの上乗せですね。
100問中10こ間違えても、ほぼ満点を貰えると分かれば、気が楽になりませんか?
Reading リーディング
①425点/495点(86%)
正答率:87%
②430点/495点(87%)
正答率:88%
③380点/495点(77%)※参考
正答率:79% ※参考
リーディングは、スコアと正答率は近い?
- スコア:425〜430点(86〜87%)
- 正答率:87%〜88%
※③はスコアが低いので除外しています
リーディングに関しては、偶然かもしれませんがスコアと正答率が一致しているという普通の結果でした。
正答率が90%以上の結果があれば良かったのですが、力及ばずです。
リーディング、難しいですからね。
900点取るためのヒント
定説ですが、
900点取りたければ、Listeningでスコアを稼ぐことがとても重要です。
正しい教材を使って耳さえ慣らせてしまえば、一気にスコアは上がります。
少なくとも、リーディングよりは難易度は低いです。
実際、私もリスニング頼みですし、他の英語ブロガーさんも、大体は同じ意見だと思います。
効率的にスコアを上げたいなら、リスニングの強化がオススメですね。
900点の人は、解いている時どんな手応え?
私が900を超える時の手応えは、
- リスニング:『全問自信あり。満点かも』
- リーディング:『何個かは自信ないけど、ほぼ満点かな』
なんかすごく強気に見えますけど、実際そんな感じです。
気持ち的には満点。
でも何問かはしくじっていて、結果は900点/990点。
こんなイメージですね。
手応えと結果の間にギャップは存在しているのは、まだ力不足なんだと思います。
とはいえ、500〜700点だった頃には、どれだけ正解してるかイメージもつきませんでした。
『ほぼ全問正解かも』という手応えを感じることができた時が、900点を超える時なのかもしれませんね。
参考記事です。
900点は過去の目標でしたが、再び意識が出たのは、会社で報奨金がもらえることになったからです。
私が900点取れたのは、アルクのおかげと言っても過言ではありません。
TOEICに限らず、おすすめの英語の参考書を紹介しています。