TOEICのスコアによって、会社から報奨金が出ることに決まったそうです。
もっと前からやってくれよという思いもありますが、これは間違いなく朗報。
もしあなたの会社でも同様の制度があるなら、それはかなり恵まれていることなので、ぜひ利用しましょう。
目次
報奨金制度・手当のある会社は全体の27%
このグラフは、TOEICの運営を行なっている国際ビジネスコミュニケーション協会の調査結果です。
2015年と少し前のものですが、これによると、
報奨金、資格手当の制度がある会社はおよそ27%。
およそ、4社に1社が報奨金や資格手当を支給しているのが、実態のようです。
300点台から報奨金を支給する会社も
報奨金の例についても、全ての業界についてまとめてくれていたので、その一例を紹介します。
引用元はこちら
一部を拡大するとこのようになります。
なかなか興味深い内容ですね。
目につくところだと、化学・薬品業界の会社では、340点でも報奨金を出すところもあるようです。
とはいえ、ほとんどの会社は
- 600点〜700点を報奨金の下限
- 800〜900点以上を報奨金の上限
として、スコアの高さに基づいた額を設定していることが分かりました。
支給額の多くは数万円ほど
金額はスコアによって数千円から20万円程度まで。
一昔前、ソフトバンクが900点を取った従業員に対して報奨金100万円を支給するといって話題になりました。
(今も継続しているのかは不明ですが)
そういったのは例外だと思いますが、
実際は10万円を超える例ですらごく僅かでした。
数万円というのが一般的なようですね。
当社の報奨金制度
外に出して良い情報か分からないので、具体的な数字は濁しますが、一応紹介したいと思います。
支給金は○万円
990(満点):○万円
900以上:△万円
800以上:□万円
というように、スコアによって報奨金は異なりますが、金額は一般的な額でした。
満点だとしても数万円レベルです。
報奨金は達成すればお毎年もらえる
ちょっとスゴイなと思ったのが、支給されるのが初回だけではないということ。
『継続して勉強してね』ということですね。
いつ制度が終わるかは分かりませんが、それまでは毎年お小遣いが貰えることになります。
TOEICは毎年会社で受験
これは元々の方針です。
うちの会社では年に一度の受験が推奨されていて、報奨金があろうが無かろうが、基本は毎年受け続けなければなりませんでした。
勤務扱いで、受験費用もタダ。
自己啓発のためにも毎年受けるに越したことはなさそうですが、デメリットもありました。
- 疲れる(残り時間は仕事にならない)
- 手を抜けない(会社に記録が残るので、ゴミ箱行きに出来ない)
なので、サボった年もありましたが、これからは毎年受けないといけませんね。
狙うは900点以上の報奨金
私のスコアは、現在900点をいったりきたり。
過去3回中2回は900点に届きました。
なので、次回以降の報奨金をかけた受験でも、狙うは900点です。
しかし、安定して900点取れる実力はないので、目標達成のためには、かなり頑張らなければいけません。
単発なら良いんですけどね。
毎年ずっと受け続けるとなると、あまりにしんどい・・・。
今のうちに真面目に勉強して、
『余裕を持って900点を取れる実力』
を身につけるべく、現在やり方を検討中です。
報奨金制度のある会社はとても恵まれている
英語の勉強は、自己啓発の代表格です。
仕事の幅が広がるだけで無く、評価、配属、転職まで、社会人としてこんなに汎用性の高い武器は他にありません。
自分でお金を出して、自分のためだけの勉強だとしても、あらゆる形で相応の見返りが約束されています。
うちの会社は英語の研修を用意してくれてたので、それだけでも十分ありがたいものでしたが、
まさか報奨金という人参までぶら下げてくれるとは。
今まで無かった制度なので、どれだけ恵まれた制度なのか、私はよくわかります。
もし、すでに導入されている会社にお勤めであるなら、当然のものとして捉えず、恵まれていることを認識して欲しいですね。
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