アルクの発音訓練『イングリッシュ・クイックマスター 英会話 advanced』を始めてみた。

英語学習(TOEIC他)

発話訓練テキストの中で最もレベルが高く、厳しい訓練を課してくる通信講座、

『イングリッシュ・クイックマスター 英会話 advanced』を紹介します。

 

実は過去に一度挫折しています。

(だってスパルタ過ぎるんですもの。)

でも先月に再開してある程度進んできたので、ようやく実際に学習している身として紹介できるようになりました。

 

口コミ情報もほとんど出ていないので、『興味はあるけど情報が足りない!』という方は多いと思います。

実践的な英会話能力を短期間で上げたい方、ご参考ください。

このテキストでアルクが鍛えたいポイント

狙いは、スマートに話せる力を養成すること。

そのために、圧倒的な練習量を課しています。

引用:イングリッシュ・クイックマスター 英会話 advanced(アドバンス)

英会話クイックマスターでアルクが何をしたいのかは明確です。

 

  • 会話の反射神経と応用力を鍛え上げる
  • 言いたいことを適切に言える対話力を身につけさせる

 

同じアルクの教材でも、TOEIC対策では、ゆるーく、やさしーく、ご機嫌を取りながら進めてくれます。

それに対して、クイックマスターは『いいからやれ(喋れ)』というスタイル。

野球で例えるならひたすらノックを受け続ける感じですね。

 

 

どんな教材?中身は?

テキストは全6冊、48ユニットで構成されています。その中の1ユニットを参考に、テキスト内容と学習の流れを紹介したいと思います。

1. 日常のあるシチュエーションの会話を聴く

仕事や私生活における会話が例題です。シーンとしては、『あるある!』というものばかり。

 

2. 使いまわせる重要なフレーズをPick upして集中的に発音練習

会話の中で、特に重要な文が抽出されています。文法や細かいニュアンスもしっかり解説されているので読んで理解しつつ、発音して体に覚えこませます。

 

3. 覚えたフレーズをいろんな場面に応用してまた練習

先ほどと同じ構文、フレーズを他のシーンに置き換えてまたひたすら繰り返し発音します。こうすることで、どんな時にでも自然と口から出るようになることを目指します。

 

ちなみに1ユニットの訓練に必要な時間はおおよそ40分とありますが、実際は1時間くらいはかかるかなという印象です。

ボリュームはかなり多くて、口は普通に疲れてしまうと思います。

 

 

こんな人にオススメ

理想をいうとこんな人。

・単語を正しく発音できる

・ある程度簡単な会話ならできる

そしてフレーズの強化を図ることを目的に使用するのが、レベル的にも伸ばしたい能力としても一番マッチすると思います。

 

完全な初心者が始めると厳しいでしょうね。

初心者のかたは、まずは発音本と瞬間英作文本で少し訓練してから。

でないと難易度が高すぎて身に付かない恐れがあります。

 

 

英会話なのにテキストを使用するメリット

会話型の学習と明確に違う点は、

学んだことがずっと形に残っている

英会話スクールなどで、講師から口頭で聞いた内容はノートにでも取らない限り手元には残りません。

たとえメモしていたとしてもノートは綺麗にまとめていないと復習には堪え難いので、実際にはほとんど見返されずに終わることが多いと思います。

 

勿体無いですよね。

その点、テキストであればずっと学んだ時の情報がそのまま残り続けてくれます。

 

 

復習しやすい。同じことを何度も繰り返し学べる

利用ガイドでも同じチャプターを2日にわたって学習し、復習により定着させることを推奨しています。

テキストを使って受験勉強に慣れている日本人には合っていると思います。

そして、私のように一旦ドロップアウトしても好きな時に戻ってこれる点も大きなメリットですね。

 

 

最後に。私が一度挫折した理由と、再開した理由

挫折した時の話

なんか、めちゃくちゃ喋らされるんですよ。(そういう講座なんですけどね。)

当時はSkype英会話も結構な頻度でやっていて両立する時間が無かったので、一旦中断することにしました。

内容に不満があったとかではありません。

 

その後、再開しようと思った訳

Skypeを使ったネット英会話は続けているものの、どうもたるんでしまっていました。

予約したクラスをサボることもしばしば。

それに伴い、緩やかですが英語の会話能力も落ちてきていました。

 

一度がっつり勉強した方(留学等を含む)した方はわかると思いますが、ピークを維持するのはかなり大変で、相当な勉強時間を割き続けなければいけません。

 

ということで、一度仕切り直して鍛え直すことにした時に真っ先に思いついたのがクイックマスターでした。

部活の合宿や、プロ野球のキャンプみたいなものですね。

厳しいですが、訓練の成果は期待できると思います。




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英語の発音。ノンネイティブとして目指すべきゴール。

 

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