瞬間英作文ならこの一冊『会話できる英文法大特訓』。

英語学習(TOEIC他)

『これを一冊やれば大丈夫!』という瞬間英作文本を紹介します。

murao
会話中にパッと瞬間的に英文を作るためには、座学も必要。

残念ながら、英会話学校に通うだけでは身につきません。

私も実際に何十回と繰り返して効果は確認済みなので、自信を持っておすすめします。

 

瞬間英作文とは

ベストセラー本『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』で普及したワードです。

「瞬間英作文」とは、中学で習うレベルの文型で簡単な英語をスピーディに、大量に声に出して作るというものです。

簡単な英文さえ反射的には口から出てこない、相手の話す英語は大体わかるのに自分が話すほうはからきしダメ、という行き詰まりを打破するのにとても効果的なトレーニング方法です。

このトレーニングを続けることで、頭の中に英語回路が出来上がり、学校で習った「知っている英語」が「使える英語」として生まれ変わります。

引用:どんどん話すための瞬間英作文トレーニング CD BOOK

今回おすすめする本とは違いますが、代表的な瞬間英作文本といえば、これ一択かと思うくらいの良書で、大ベストセラー本です。

『反射的に英語が話せるようになる!』

というキャッチコピーは誇張表現ではありません。

構文ごとにシステマチックにまとめられているので、網羅的に学習できます。

テキストのデザインが私にとって少し読み辛く、難易度が合わなかったということで私は見送りましたが、どこの本屋にも必ず置いてあるので、一度はぜひ手に取ってほしい本です。

 

 

今回のおすすめ本が『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』よりも優れている点

先ほども言った通り、本家の『瞬間英作文トレーニング』はかなりの良書ですが、完璧ではなく不満が残る点もありました。

そこをうまく補ったというか、売りに変えているのが今回おすすめする『会話できる英文法大特訓』です。

では優れている点を2点ほど挙げさせてもらいます。

1. レベルが絶妙。この一冊でOK。

瞬間英作文に興味を持っている方の特徴
おそらくは、すでにTOEICではある程度のスコアを持っていて、文法や語彙に対しても基礎ができている人が多いんじゃないかと思います。
そんなペーパーテストのために身につけた英語力を、実践的に使いたいという方にはピンズドでしょう。

瞬間英作文トレーニングシリーズは、たくさんのラインナップを揃えているのが特徴なのですが、逆に多すぎです。

引用:amazon

たくさんやることは素晴らしいのですが、瞬間英作文だけで何冊も費やすこと対して、私は疑問があります。

時間も有限なので、手に取る本は、少ないにこしたことはないですよね。

↓悪い例を紹介します。

買っただけで終わってしまった『口コミで評価の高い英語本』9冊。

 

その点、『会話できる英文法大特訓』は優しすぎず難しすぎず、英文の掲載数も適量なので、この一冊だけで大丈夫です

 

 

2. 採用されている英文がネイティブ仕様。

『会話できる英文法大特訓』が優っている二つ目のポイントは、実用的な例文が並んでいる点です。

どれも明日から使えそうですよね?

これに対して瞬間英作文トレーニングの方は、『This is a pen.』系の英文が結構含まれているので、ちょっと時間が勿体無い気がします。

何百という例文をひたすら繰り返して頭と口に覚えこませることになるのに、無駄なものを覚える余裕はありません。

実際に会話に使えるかと言う点に関しては、『会話できる英文法大特訓』の方が優っているでしょう。

 

 

『会話できる英文法大特訓』の良い点まとめ

good point
  1. 文法の学習にも役に立つ
  2. 使用されている英文が実用的
  3. CDが使いやすい

今まで触れませんでしたが、得られる文法知識はTOEICにも十分役にたちます。7〜8割は正答できるようになるんじゃないでしょうか。

採用されている例文が実際に使えそうなのは言わずもがな。

そして付属のCDは日本語→インターバル→英語の順で繰り返してくれるので、本がなくても練習できます。

通勤時間に使うのに非常に便利でした。

 

 

使用にあたり、注意してほしい点

巻頭にある使用方法をベースに、各自やりやすいようにアレンジすれば良いと思いますが、一点だけ言わせてください。

murao
全部は覚えられない。ほどよく諦める。
言い方を変えると、取捨選択が必要ということですかね。

何十回と繰り返した気がしますが、全部は覚えきれません。

何割かはすぐ忘れちゃいます。

でも、それで良いんです。

どうせ不得意なフレーズは会話中にパッと出てきませんから。無意識に口から発せられるのは、ちゃんと覚えている中でもさらに得意な上位1、2割程度じゃないでしょうか。

なので何度やってもイマイチ身につかないような難しい・相性のよくないフレーズは捨ててOKです。

murao
アメリカ人ですら、同じフレーズを何度も何度も使ってるし。

ネイティブでもその程度のボキャブラリーなのに、日本人の我々が同じ意味の異なるフレーズを何種類も駆使する必要はありません。

レビューの中には『難しすぎる例文がある』といって低評価にしている方も見受けられます。

確かにそうですけど、読む側の受け取り方次第ですよね。

この本は間違いなく超良書だと思います。

 

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