教科書は人によって合う合わないがありますが、『パブロフ流』ほど丁寧に説明してくれている本は無いと思います。
初めは、本屋でも手に取るか取らないか、際どいライン上にいました。
だって、タイトルが『パブロフ流でみんな合格』ですよ?
この怪しいタイトルのせいで絶対売り上げを損していると思います。
私も、『パブロフってなんだよ』が第一印象でした。
でも読み始めると超分かりやすいし、どんどん頭に入ってきます。
参考までにamazonで調べると、他の教科書と比べてもレビューは圧倒的に高評価でした。
パブロフ流の特徴
マンガとイラストを駆使した生徒目線の解説が最大の特徴です。
これはパブロフにしかない特徴で、このおかげでどんどん頭に入ってきます。
- マンガとイラストを読むだけでもイメージが掴める
- 解説後の練習問題の難易度が絶妙で、ノートに書かなくてもギリギリ頭で解ける
さらに、ノートが無くてもOKなので、マンガを読む感覚でゴロゴロしながら学習を進めることも出来ます。
これ、嬉しくないですか?
この教科書をお勧めできる人
私のように、
- 簿記を独学で勉強しようとしている
- まずは基本的なことを理解したい
工業簿記と日商簿記と2冊ありますが、1〜2日でマンガとイラストを流し読むだけでかなり掴めると思います。
パブロフ流の注意点
一応テキスト&問題集とありますが、分かり易さを追求しているため問題の難易度は低めです。
ほとんどのテキストに共通して言えることですが、これだけやっても合格は難しいので、別に問題集や、過去問題集を解くことは必要になってきます。
最後に。私がパブロフ流を選んだ理由
今月受験した建設業経理士検定では簿記の理解も曖昧なまま過去問だけを解き続けました。
正直、しんどかったです。
- 問題を解いてても面白くない
- 簿記の知識が身に付いている気がしない
そして今、パブロフくんのおかげで簿記の面白さが分かってきたところです。
1級を視野に入れている方など、簿記の知識を網羅的に学びたいのであれば、内容も充実しているTACの『スッキリわかる』シリーズなどの方が良いのかもしれません。
『スッキリわかる』シリーズは内容は充実しているもののシステマチック過ぎて面白くなかったので、建設業経理士試験の時も、結局私は読みませんでした。(読む時間が無かったのもありますが)
教科書は人によって合う合わないがありますが、本屋で確認する限り『パブロフ流』ほど読者目線に立って丁寧に説明してくれている本はありませんでした。
本屋に行かなくても、数ページであればamazonで試し読みができます。興味があれば、ぜひチェックしてみて下さい。
本当にゼロから始める方はこちらもどうぞ。