私は旅行全体に及ぼすメリットを考えて、ビジネスクラスを利用します。
ビジネスクラスでは、機内はもちろん、搭乗前後も特別扱いされて当たり前。
フルフラットシートにコース料理、出国/入国審査の優先に快適なラウンジetc。
エコノミーの3倍以上と言われる航空券の価格を考えると、全て想像の範疇でしょう。
でも、それだけではありません。
安く利用できるアジア系のエアラインも紹介しますので、最後まで読んで頂けるとうれしいです。
目次
ビジネスクラスに対する誤った認識
ビジネスクラスに乗るのは見栄のため
エコノミークラスで行くなら、10時間狭いシートで我慢しているだけで十数万円得をする
今回の記事を書くきっかけになったのがこれらの意見。
(おそらく)乗ったことが無い方々のコメントだと思います。
一度でもビジネスクラスを利用すれば、
- メリット、良さを体感する
- 『次の旅行もビジネスで』
となるはずです。
ビジネス最大のメリットは連休を生かしきれること
例えば、会社の休みが6日間。
せっかくなので、ヨーロッパへ旅行するとしましょう。

6日の休暇でこんなに違う、エコノミーとビジネスの旅
1日目:移動日
2日目:終日自由
3日目:終日自由
4日目:移動日
(時差)
5日目:帰国
6日目:休息日
まずはエコノミーの場合。
5日の旅行といえど、実際に自由に行動できる日はたった2日!
もし航空券が20万円だったら、1日の自由時間のために10万円払うことになります。
次にビジネスです。
終日自由の3日に、移動の2日を足した5日間も楽しめます
1日目:移動日(快適なラウンジ・機内)
2日目:終日自由
3日目:終日自由
4日目:終日自由
5日目:移動日(快適なラウンジ・機内)
(時差)
6日目:帰国
エコノミーの2日間に対して、ビジネスクラスだと5日間。
同じ6日の休暇をつかった旅行で、こうも変わってきます。
滅多にない長期休暇に、高いお金をかけて海外旅行に行くなら、目一杯楽しみたいですよね。
エコノミーで無理な日程にすると、色々ぶち壊し
『休息日なんて必要ない。帰国翌日から働きます!』
ということが出来る方は、本当に羨ましいです。
職種にもよるのかもしれないですが、私は二度とごめんですね。
帰国翌日に出社しても、ただただ苦痛

やはり、エコノミーの狭いシートで10時間以上移動した翌日から働くのは年齢的にも少し厳しい。
いくら旅行が楽しくても、出社後の辛さで上書きされてしまいそうですね。
旅の途中から滅入ってくる
旅行の最後に10時間以上のフライト+翌日出社というイベントが控えていると思うと、もう恐ろしいですね。
旅行の途中から素直に楽しめなくなります。
(ビジネスで帰国するなら、搭乗自体が楽しみになるのでこんな心配は一切なし)
このように無理な日程にすると、いろんな弊害が生まれてきます。
ビジネスクラスなら、休暇を目一杯旅行して大丈夫

帰国後の休息日は不要
帰りの機内が休息日代わり。横になって睡眠も取れるので、時差ボケの解消にも使えます。
精神的にも体力的にも翌日から仕事でも乗り切れるはず。
せっかくの連休を目一杯旅行にあてて問題ありません。
前後の移動日も消化日でなくなる
空港〜機内にて、
ラウンジでの食事やドリンク、シャワーやマッサージでくつろぐところから移動は始まります。
機内でも、豪華な食事とお酒。
広くて横になることもできるシートで休息をとりつつ、大きなディスプレイとノイズキャンセルヘッドフォンで映画を楽しむことだって出来ます。
もう、移動も立派な旅の一部。
狭いシートで、ただ目的地へ到着するのを待つのとは違います。
1日延ばすだけで、自由時間は2倍
海外旅行は、短い日程だと1日の差が自由時間に顕著に効いてきます。
7日と8日の差はほとんど感じませんが、4日、5日と6日の旅行では、自由時間は1.5〜2倍も違います。
2泊4日:丸1日
3泊5日:丸2日
4泊6日:丸3日
実際に5日間の休暇をフルに使ってフランスに行ってきた
休みが5日だとヨーロッパへ行くには少し足りませんよね。
でも、ビジネスだと休息日なんて考えず、フルに遊んで大丈夫なんです。
1日目:移動日(快適なラウンジ・機内)
2日目:終日自由
3日目:終日自由
4日目:移動日(快適なラウンジ・機内)
(時差)
5日目:帰国
休暇最終日の夜に帰国して、翌朝は出社しました。
機内では横になれますし、全然平気です。
格安でビジネスクラスを利用する方法
とはいえ、ビジネスクラスは高いですよね。
そんなにビジネスクラスが良いなら、自腹で定価で買うかと言われると、かなり躊躇します。
めちゃくちゃ高いですからね。
最後に、普通に10万円代で利用できるケースもあるので紹介したいと思います。
アジアの航空会社を利用する
日系のエアラインに比べると、めちゃくちゃ安いです。
特に中国系エアライン。航路によっては日系のエコノミー料金で乗れてしまいます。
そして、実際に利用して驚いたのは韓国のレベルの高さ。
サービスの質は、世界でもトップクラスの評価を受けている日本に並ぶレベルだと思います。
昨年に実際に利用して驚いたのはアシアナ航空ですが、他のブログを見てみると大韓航空も同じく評価はかなり高いようです。
中国に比べると航空券は高価ですが、それでも日系よりはかなり安いので、オススメです。
マイルをつかう
『海外の航空会社は不安だから、ANAのビジネスクラスに乗りたい』
そんな場合は、マイルを利用するのが一番でしょうね。
- ビジネスの特典航空券をマイルでもらう
- エコノミーからマイルを使ってビジネスへアップグレード
どちらでも良いと思います。
もちろん、相当なマイルを貯めることは必要ですが、各種ポイントを集めてマイルに交換する方法をとれば、簡単にたまります。
私の場合、毎月電子書籍を1万円くらい買ってポイントをもらっています。
1年で12万円ほどかかりますが、欧米へビジネスクラスで行けるマイルは貯まります。