ルフトハンザ航空の名古屋=フランクフルト線のビジネスクラスを利用してきました。
ルフトハンザ航空は、スカイトラック社によって
- ヨーロッパで唯一の5つ星エアライン
- 2019年の航空会社ランキングで9位
と評価されている、ドイツのフラッグシップ航空会社です。
目次
空港に到着。時間を潰すため展望台へ
10:00発なので7:00頃には空港に到着しましたが、搭乗手続きは7:30開始。
時間があったので展望台に行くと、JALのB787が駐機されているのが見えました。

デアゴスティーニの創刊号で手に入れた機体と同じです。
そうこうしている間に搭乗手続き開始時間になったので窓口へ向かいました。

ルフトハンザ航空はリモワの電子タグが使える

ミュンヘンで購入した電子タグつきのスーツケース。
ルフトハンザ航空は数少ない電子タグに対応している航空会社の一つです。
(他はオーストリア航空、スイス国際航空、エバー航空)
初めて活用できる絶好のチャンスにも関わらず、準備不足で諦めることに。
チェックインの時にも電子タグの利用について聞かれました。ちゃんと見てるんですね。
次回は絶対に利用しようと思います。
搭乗時刻まではラウンジで
セントレアのスターアライアンスラウンジで搭乗までのんびりと過ごしました。
窓際に沿ってシートの並ぶレイアウト。

目の前には駐機された飛行機が並んでいて、景色は素晴らしいですね。

雰囲気や清潔感などは文句ないのですが、セントレアのANA国際線ラウンジは、
- シャワーなし
- マッサージチェア故障中
- 食事は軽食のみ
設備・サービス面において、他の空港のラウンジにかなり劣ります。
中部国際空港を拠点にしていれば慣れますが、初めて利用する方はがっかりするでしょうね。
機材はA340-300
名古屋発ルフトハンザ着のLH737便。
セントレアでは初めて経験する沖止め。搭乗のためバスで向かいました。

機材は4発エンジンの長距離路線機のA340-300です。
A340は2011年にすでに製造を終了している旧い型式の航空機で、実は現在最も多く保有しているのがルフトハンザ航空になります。
もし派生型機のA340-600であれば地下トイレなど珍しい設備もあったのですが、今回は-300ということで、残念。
(曜日によっては-600が使われる日もあるそうですね。)
座席番号は2Kなので、2列目の窓際。


スタッガーシート(千鳥配置)ではないので、隣の人は近く感じます。
そしてトイレに行く時は隣の人に気を遣います。一人旅だと通路側にした方が無難かもしれませんね。

離陸後には、窓からはセントレア(中部国際空港)が望めました。
確か台風が近づいている日で、かなり雲が多いですね。
しばらくは揺れもひどくて、食事の配膳も中断。ドリンクも揺れで溢れるなど、大変だったことを思い出されます。

ビジネスクラスのシート
モニターが正面にない
座ってまず初めに感じる違和感。
原因は隣を向いているモニターにあります。

座っている体の向きに対して、すれ違うモニターの位置と角度。
ちょうど2人席の間くらいが正面になっているので、何を見ているか隣の人にもよく見えます。
消灯後は、きっと眩しかったでしょうね。
シートは180度フルフラット
おかげでぐっすり眠れました。
- 枕
- かけ布団
- 敷きマット
が備えられているので、好きなタイミングでベッドメイクをして眠りにつくことができます。
映画のラインナップは豊富
ドイツの航空会社ですが、洋画だけでなく邦画もいくつか選べました。
私が今回観たのは、『こんな夜更けにバナナかよ。』
良い映画で、期待値x1.5倍くらい楽しめた気がします。
ヘッドフォンは、BOSE製
音質は良かったのですが、ノイズキャンセリングではなかったので、外して自前のものを使いました。

Boseのノイズキャンセリングイヤホンはかなり優秀で、騒音が無くなるので飛行機に限らず、新幹線でもバスでも移動時にはかなり重宝しています。
かさばらないし、かなりオススメ。買って良かったランキングでは、かなりの上位に入る品です。
トイレ・アメニティ
個別のポーチには、アイマスク、ソックス、耳栓、歯ブラシなどなど。
(帰国後の写真です)

定番のロクシタン。

ビジネスクラス用のトイレは後方に2ヶ所。中身はこんな感じで、普通のトイレです。
ポーチにない髭剃りはトイレに置いてあります。

機内食レポ 〜昼食〜
日本を朝の10時発、フランクフルトに15:10着ということで、昼食からの夕食という順番でした。
まずは昼食から。
名古屋10:00発なので、離陸後すぐに食事の配膳が始まりました。
メニュー
洋食か和食の2択になります。

洋食であれば、オードブルを3種類の中から、メインは牛、魚から選びます。
私は牛ヒレ肉をお願いしました。
スモークトラウトサーモン

仔牛肉のチューリッヒ風
メイン料理がこちら。
チューリッヒ風=クリーム煮のことらしいです。その名の通りの味でした。

写真だと伝わりきらないかもしれませんが、相当なボリュームでお腹いっぱいになりました。
パンも食べれないくらいです。
タルトタタン

初めて食べました。タルトタタン?
パイのないアップルパイ。つまり甘く煮たリンゴのデザート。
実はこれがかなり当たりで、今まで食べた機内食のデザートの中で一番美味しかったです。
機内食ルポ 〜夕食〜
メニュー
夕食も、洋食か和食の2択です。
昼食が洋食だったので、今回は和食にしてみました。

和食はワンプレート
仕立て弁当のような夕食でした。
味は、可もなく不可もなくというレベル。
洋食にすれば良かったですね。

間食は本当に質素
ちょっとおまけ。間食についても触れておきますね。
フライト時間は12時間と長いので、間食もギャレーに用意されています。
おにぎり、チョコ、ナッツ、サンドイッチ、ミニハンバーガー。

本当におつまみ程度のものですね。
見た目は普通ですが、ミニハンバーガーは硬めのバンズにチーズとピクルスがたっぷり入っている代物で、異常に美味しくて、結局2個いただきました。
小腹が空いた時、ハンバーガーはオススメです。
フランクフルト到着後の乗り継ぎ待ち
到着後、トランジットで時間があったのでフランクフルト空港に新しく出来たパノラマラウンジへ。
セントレアのラウンジとは次元の違う高級感に、なんだか劣等感を抱きました。
個室がたくさん。

そしてもちろんシャワーも使えます。

シャワーを浴びて軽食を取り、目的地のパリへ向かいました。
標準価格は往復で55万円
やはりビジネスクラスだと、航空券の価格もとても高価になります。
直近のチケットだと65万円。
前売りの最安値で32万円。
それが、今回利用したフランクフルト航空フランクフルト線のビジネスクラス料金です。

それだけの価値があるのかは、正直分かりません。
というのも、そんな大金を出してビジネスクラスのチケットを購入することは、私には絶対にできないからです。
今回利用できたのは、あくまでマイルのおかげ。
またモッピーでコツコツとポイントを貯めようと思いました。
