2025年度キャロットクラブの募集も、あとは抽選結果を待つのみとなりました。
すでに終わっている東サラも合わせて、今年のドラフトについてまとめたいと思います。
目次
過去の募集の振り返り
2020年:
パルタージュ(未勝利)で入会チャレンジ成功。
2021年:
最優先抽選(xなし)でラレーヌデリスが落選。
一般抽選でペリファーニア(桜花賞3着)とハリケーンリッジ(2勝)に当選。
追加募集でハーンドルフ(地方6勝)に当選。
2022年:
最優先(x1)はアルセナールがバツ2抽選となり落選。
一般は全落ち。追加募集でゴーディアンノット(未勝利)。
2023年:
最優先(x2)抽選でエスタンシアに当選。
一般でキアラメンテ(1勝)、カザンラク(1勝)、スペードギニー(地方)、ペンダンティフ(未勝利)、カナルビーグル(重賞勝ち)に当選
2024年:
最優先(xなし)抽選でクライストヒルに落選。
一般でエーデルクラフト、ヴィスコンテッサに当選。1.5時募集でシャンパンクォーツに当選。
キャロットクラブの出資頭数は5年で14頭。平均3頭はほぼ狙い通りです。
過去のキャロット募集の詳細はこちら▼
過去5世代を振り返ると、最優先の馬が1頭。一般枠が13頭。
最優先のことばかり考えてしまいがちですが、多くを占めるのは一般枠で取れた馬になるので、彼らの選定がとても重要です。
抽選に左右される部分が大きいですが、愚直に良い馬を選んで申し込むしかないですね。
キャロット募集の前に
東サラのドラフトが大成功
キャロットより2ヶ月早い東サラの募集では、抽選がハマり3頭が決まりました。
全体1番人気の母優の仔も一般で取れてしまい、運の良い年だったようです。
サートゥルナーリア産駒の良血牡馬が2頭。
レッドアヴァンセの24⭕️
ラストグルーヴの24⭕️
ホットロッドチャーリー産駒の牝馬が1頭。
ラーゴブルーの24⭕️
すでに期待馬を確保できたと同時に、予算も使ってしまったので、キャロットの抽選は割り切っていけます。
あと1-2頭欲しいところですが、最悪、ゼロでも困らないかなと。
適正を分散させるのであれば、キャロットでは牡馬の中長距離かダート、牝馬の芝。ここら辺を埋められれば理想的です。
今年のキャロットクラブ出資方針
- 最優先(バツ1)は使いきりたい
- アワブラ狙いに拘らない
- 関西馬を優先
- 牝馬+初仔は回避
- ニックスを重要視
- 実績のある種牡馬優先
- ナダル、カナロア、キタサン産駒が欲しい
- 見学ツアーのフィーリングを大事にする
毎年言い続けていることですが。
儲けるのではなく、いかに損失を抑えつつ楽しめるかが勝負です。
昨年から試し始めた有料の馬体評価記事は、読み物として面白いこと、あとは馬体の勉強になればと今年も購入しました。
打率を上げるため、記事で評価の低い馬を消す、という使い方も継続します。
しかし、申し込み先に関しては、これまで通り自分の判断を優先します。
東サラの募集でも、記事で絶賛されている馬よりも、自分が良いと思う馬を優先しました。
アワブラについて
キャロットでは母馬優先制度が醍醐味なので、入会直後は牝馬の出資を優先していました。
しかし、超優秀な母系やレアな血統で母馬としての価値を期待していても、その馬自身が勝てなくては意味がありません。
複数勝利を狙えそうな馬へ出資を続けること。結果的にアワブラにも繋がるはずです。
キャロット募集馬ツアー
今年は、初めて募集馬ツアーに参加しました。

少なくとも最優先の使い道はハッキリするぞと意気込んで北海道へ。
参加前に描いていた最優先の候補はこの4頭です。
サンダードラムの24、リスグラシューの24、ウナバラアレーラの24、コハクトウの24。
あとは一般候補の馬達を見て、情報を更新したいなと。
見学馬の紹介
初めて参加したツアーは、将来のG1馬候補達をまとめて見れるので楽しめました。
ケイティーズハートの24。出資馬ペリファーニアの全弟です。心から応援しています。

そしてマルシュロレーヌの24。さすがに1口40万円は手が出ませんでしたが、出世して欲しいですね。
追記:そもそも最優先(バツ2)抽選なので、最初から縁はありませんでした。

人気急上昇のコハクトウの24。ナダル産駒、手頃な価格、成長しそうな馬体から人気が出るのは分かります。

1次募集申し込み
ツアーでは周回展示を録画して、ツアー後も何度も歩様を見直しました。
そして、1次募集では6頭に申し込んでいます。
最終的には、0〜2頭になると予想。

最優先(x1)はリスグラシューの24です。

馬体のバランス⭕️、測尺⭕️、3番仔⭕️、厩舎⭕️
ここまでは完璧。
ただし、外向きの前脚がかなり不安▲
公開動画より、ツアーの方がさらにひどいです▲
リスグラシューとナミュールの歩様がとても好きで、定期的に見直して基準にしているのですが、その母ほどの身体のバネを感じませんでした▲
リスグラシューの産駒では、1番仔が母に似ていたとは思います。それでも未勝利クラスで苦労していた点を踏まえると、似ていれば良いというものでも無いのかなと。

他には、緩すぎる感じが無いのは良かったです⭕️
関節も強く、脚先も軽そう⭕️
血統面では、まず父サートゥルと母父ハーツクライはニックス⭕️
あとは、いとこにあたるルージュダリアが新馬を強い勝ち方⭕️
キャロットクラブに入会以降、いつかは好きだったリスグラシューの産駒と考えていましたが、それが今年なのかなと思います。
とは言っても、人気を集めているようなので、あとは抽選次第です。

今年抽選に外れた場合は、来年のリスグラシュー25(父イクイノックス)にx2で申し込みたいと思います。
悩んだ末に申し込まなかった馬についても触れておきます。
申し込み締切当日の朝まで最優先を使うか迷ったのはサンダードラムの24でした。
ツアーでも動画同様、歩様は良かったと思います。

しかし、サイズが小さめ、初仔牝馬、キタサン産駒ぽくない、といった点が気になりましたので、リスグラシューの24に最優先を使いました。
抽選結果
1次募集には6頭に申し込み。
そのうち最優先を含む5頭が抽選対象となり、2頭に当選しました。

最優先(バツ1)抽選となりましたが、リスグラシューの24に当選。
一般枠の抽選でもクレアドールの24に当選。
票読み段階で、最も確率の高そうな結果となりました。
両馬とも母父ハーツクライの牝馬です。ウチの仔で言うとペリファーニアと同じです。
キャロット出資馬紹介
リスグラシューの24(牝)
父サートゥルナーリア(母父ハーツクライ)
栗東・矢作芳人厩舎
母は春秋グランプリと🇦🇺コックスプレートを制覇し、2019年JRA年度代表馬。10歳時の3番仔。

8000万円募集(1口20万円)は、私の中で歴代最高額。
カタログでは写りが悪かったですが、動画やツアーで実際に見る立ち姿には惚れ惚れします。
父サートゥルは初年度産駒が現3歳。まだ1世代のみながら、母の父ハーツクライでは勝ち上がり率54%とハイアベレージ。晩成✖️晩成の組み合わせでこの勝ち上がり率なので、成長後にさらなる活躍が期待できると思います。
イヤリング牧場の関係者によると、現時点でこの仔が一番足が速いというデータがあるそうです。このデータの通り、重賞馬も出たとか。
牝馬では今年の1、2番手の人気ですし、血統背景からも出資できて光栄です。
おそらく晩成かと思いますが、期限内に勝ち上がり、母と同じく引退までに大成してくれることを願っています。
クレアドールの24(牝)
父リオンディーズ(母父ハーツクライ)
美浦・千葉直人厩舎
母はダート短距離で2勝。全兄は芝中距離の特別勝ち。

言い方は悪くなってしまいますが、リスグラシュー24の外れを想定して申し込んだ1頭です。
歩様のとてもよく見えた馬です。
8月時点で430kg。まだ腰高なので、さらなる成長も見込めます。
兄達もそこそこ走っていて、リオンディーズとハーツはニックス。
これで2000万円台はお得かと。
おそらく芝のマイル〜中距離くらいが適正だとは思いますが、ダートでも潰しが効きそうです。
この世代はキャロットと東サラともに良血の高額募集馬が揃いましたが、この仔が一番活躍することも十分考えられる。それくらい、期待しています。
2025年募集を終えて
今年は、キャロット2頭、東サラ3頭に出資が決まりました。
良血が揃った反面、サートゥルナーリア産駒が3頭。
出資馬に決め手があればなーと思うことも多く、瞬発力に秀でたサートゥル産駒で固められたことは楽しみです。
ただし、体質面ではリスクを背負っていることは覚悟しておきたいと思います。
3頭とも頓挫なく順調にいきますように。ただ、それだけですね。
(おまけ)東サラ出資馬紹介
一昨年から最優先制度がなくなり、もう好きな馬に出資できなくなったので東サラは頭数と予算を削減する方向した。
とは言ったものの、今年は良い馬が多く、抽選の引きが良かったので3頭に出資が決まりました。
レッドアヴァンセの24(牡)
父サートゥルナーリア(母父ディープインパクト)
美浦・木村哲也厩舎
母はヴィクトリアマイル3着。エリモピクシーの一族でおじに重賞勝ち馬4頭

兄3頭に出資をしていたので、もともと4番仔の本馬も意地で申し込むつもりでした。
そういった事情をよそに、初めて動画を再生した際、こいつが1番だと思いました。
第一印象は正解率が高いと思っているので、そのフィーリングを信じます。
2番仔のレッドエヴァンスが3勝クラスまで出世しているように、体が丈夫でさえすれば、打率の高い母系です。
気性、喉鳴り、成長の遅さという心配はありますが、母レッドアヴァンセの血統背景と運動能力は確かなはずなので、打率だけでなく大物も出てくると信じています。
今年の東サラの全体1番人気で、すぐに1000口以上の応募を集めていました。母優なしで当選できたことはありがたいですね。
ラストグルーヴの24(牡)
父サートゥルナーリア(母父ディープインパクト)
栗東・福永祐一厩舎
祖母エアグルーヴ。半兄に京王杯SC勝ちのレッドモンレーヴ。

血統表を見ると、祖父母がカナロア、シーザリオ、ディープにエアグルーヴ。
つまり、日本競馬の結晶です。
東サラに入会以降、ラストグルーヴ産駒は全て申し込むも、毎年落選。
この血統とは縁が無いのだと思っていたのですが、4回目でやっとご縁がありました。
前脚が内向気味なのは不安ですが、エフフォーリアに比べれば全然マシ。募集時動画以降は、その傾向も解消されつつあるように見えます。
今年の東サラの最高募集額だったので予算を圧迫してしまいましたが、この仔なら別枠で良いと思います。
ラーゴブルーの24(牝)
父ホットロッドチャーリー(母父ハーツクライ)
栗東・斉藤崇史厩舎
母は交流重賞勝ち、おばデニムアンドルビー、近親トゥザヴィクトリー

今年の牝馬・ダート枠です。
立ち姿はとても良いバランスで、歩様もかなり良いです。
これでノーザンファーム育成で、セリ購入価格よりも安い募集価格なので、もし最優先カードがあれば使っていたかもしれません。
勝ち上がりと、その先も期待できる馬だと思います。
(参考)2025年度第1次募集最終集計結果
<母馬優先対象馬>
1≪母馬優先枠≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
-A≪母馬優先枠外≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし
-B≪母馬優先枠外≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし
-C≪母馬優先枠外≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・該当馬なし
-D≪母馬優先枠外≫一般出資枠内で抽選発生
・該当馬なし
-E≪母馬優先枠外≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・該当馬なし
2≪母馬優先枠≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
-A≪母馬優先枠外≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし
-B≪母馬優先枠外≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし
-C≪母馬優先枠外≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・該当馬なし
-D≪母馬優先枠外≫一般出資枠内で抽選発生
・該当馬なし
-E≪母馬優先枠外≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・該当馬なし
3≪母馬優先枠≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
-A≪母馬優先枠外≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし
-B≪母馬優先枠外≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・07.フィリアプーラの24
-C≪母馬優先枠外≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・該当馬なし
-D≪母馬優先枠外≫一般出資枠内で抽選発生
・該当馬なし
-E≪母馬優先枠外≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・該当馬なし
4≪母馬優先枠≫一般出資枠内で抽選発生
-A≪母馬優先枠外≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・53.プルメリアスターの24
-B≪母馬優先枠外≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・19.エリスライトの24
-C≪母馬優先枠外≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・36.クルークハイトの24
・59.メサルティムの24
・69.デスティノアーラの24
・70.シーリアの24
・72.クラシックリディアの24
-D≪母馬優先枠外≫一般出資枠内で抽選発生
・25.アーズローヴァーの24
・29.ヴァルキュリアの24
・31.パドゥヴァルスの24
・32.シーズンズギフトの24
・35.アンフィトリテの24
・42.エルカスティージョの24
・51.フィニフティの24
・63.シャルールの24
・78.クロワドフェールの24
・92.マスターワークの24
-E≪母馬優先枠外≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・該当馬なし
5≪母馬優先枠≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
-A≪母馬優先枠外≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・27.ローズノーブルの24
・48.マルシュロレーヌの24
-B≪母馬優先枠外≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・55.シンハライトの24
・56.リスグラシューの24
-C≪母馬優先枠外≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・04.リカビトスの24
・41.マイティースルーの24
・62.レシステンシアの24
・75.ココファンタジアの24
・81.アルドゥエンナの24
・91.ヴィータアレグリアの24 ※当ランクで出資申込された全ての口数で満口になりました(抽選未発生)
-D≪母馬優先枠外≫一般出資枠内で抽選発生
・01.ピンクアリエスの24
・13.リュラの24
・14.エスティタートの24
・16.ケイティーズハートの24
・17.クルミナルの24
・18.マリアライトの24
・23.ゴールドティアの24
・38.ネオフレグランスの24
・43.ベルディーヴァの24
・44.ブロンディーヴァの24
・52.ダイアナブライトの24
・67.グリューヴァインの24
・68.ピースエンブレムの24
・74.ユールフェストの24
・79.バイラオーラの24
・80.ブルーメンクローネの24
・84.アロマドゥルセの24
-E≪母馬優先枠外≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・12.ルナリアの24
・20.バウンスシャッセの24
・26.ピュアブリーゼの24
・30.レオパルディナの24
・66.コルコバードの24
・76.パッシングスルーの24
・77.エールデュレーヴの24
・85.カイカヨソウの24
・93.ティンバレスの24
<母馬優先非対象馬>
A最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし
B最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・50.サンダードラムの24
・60.コハクトウの24
C最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・08.ドナウデルタの24
・21.ボージェストの24
・54.イカットの24
・83.アディクティドの24
・88.ウナアラバレーラの24
D一般出資枠内で抽選発生
・02.シーズアタイガーの24
・10.キラーグレイシスの24
・22.ターシャズスターの24
・33.レーヴディソールの24
・34.クレアドールの24
・39.レッチェバロックの24
・40.ファシネートゼットの24
・46.マラクージャの24
・47.ヒルダズパッションの24
・57.ソーメニーウェイズの24
・64.マリーナドンナの24
・65.アドマイヤリードの24
・73.サーティーンスクエアドの24
・82.バーニングヒートの24
・86.ジョイネヴァーランドの24
・87.ミスエクストラの24
・90.ミクロコスモスの24
E一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・03.シングルゲイズの24
・05.クオウトの24
・06.プレインチャントの24
・11.ラサルダンの24
・15.フォルステライトの24
・24.アシュリンの24
・28.マハーバーラタの24
・37.ライジングクロスの24
・45.ムーングロウの24
・49.ミッドナイトビズーの24
・58.ヤングスターの24
・61.エレガンテレイナの24
・71.レッドティーの24
・89.エンブレマータの24
なお、下記募集馬につきましては、続けて1.5次募集での募集を行います。
・03.シングルゲイズの24
・05.クオウトの24
・06.プレインチャントの24
・11.ラサルダンの24
・12.ルナリアの24
・15.フォルステライトの24
・20.バウンスシャッセの24
・24.アシュリンの24
・26.ピュアブリーゼの24
・28.マハーバーラタの24
・30.レオパルディナの24
・37.ライジングクロスの24
・45.ムーングロウの24
・49.ミッドナイトビズーの24
・58.ヤングスターの24
・61.エレガンテレイナの24
・66.コルコバードの24
・71.レッドティーの24
・76.パッシングスルーの24
・77.エールデュレーヴの24
・85.カイカヨソウの24
・89.エンブレマータの24
・93.ティンバレスの24