コロナの影響で一般公開は停止している状況ですが、キャロットクラブから見学予約を取ることができました。
2022年7月中旬。初めてのスタリオン見学について、まとめたいと思います。
目次
社台スタリオンまでのアクセス
スタリオンはノーザンファーム空港牧場、ノーザンホースパークから車で20分ほどで到着します。
見学当日はかなりタイトなスケジュールでしたが、何とかなりました。
- 14時〜 NF空港牧場見学
- 15時〜 社台スタリオン見学
ノーザンファーム空港牧場では2歳馬と休養馬含め5頭を見学。
見学中に急な豪雨によって足止めをくらうなどのトラブルもあり、終了予定時刻を10分近くオーバーしてしまいました。
それでも15時には社台スタリオンに到着することが出来たので、20分見ておけば問題ないと思います。
ちなみに、NF空港牧場と社台スタリオンの道の途中に美味しい蕎麦屋さんがあります。時間に余裕があれば、おすすめです。
私はルートの下見の際に立ち寄ることができました。
社台スタリオンステーション見学の流れ
クラブ会員の見学枠は午前・午後とありますが、15時スタートの午後枠では厩舎の見学となります。
馬もスタッフも一仕事終えた時間帯とのことで、全体的に穏やかな空気感で見学することができました。
馬房間の移動は徒歩です。
馬房から馬が首を出してるなーと思ったら、レイデオロだったりします。
レイデオロ!?と驚いていると、隣からまた2頭。
コントレイルとキズナでした。
左から、レイデオロ、コントレイル、キズナ。
ダービー馬が3頭並んでいる光景にも巡り会えます。
もちろん触ったりとかは出来ません(恐れ多くてしたいとも思いませんが)。
しかし、食事中のオルフェーブルに威嚇されたりと、ある種のコミュニケーションを取ることは可能でした。
見学中は、スタッフの方が解説をして下さります。
豊富な知識に驚かされますが、こちらの乏しい知識レベルに合わせてお話し下さるので、萎縮することなく、とにかく楽しい時間を過ごせました。
最初から最後まで、ずーっと動画を回して、家で何度も見返したい。
そう思えるような、最高な時間を過ごすことが出来ます。
見学した種牡馬の写真
実際に撮った写真、動画の切り抜きを紹介します。
厩舎ではどれくらいの距離感で見学できるのか、感じて頂けると思います。
見向きもしない子、ずっと興味を示してくれる子、威嚇してくる子など様々でした。
「特に見たい馬はありますか?」と聞いて頂いたものの、ほぼ全ての馬の馬房に立ち止まって下さりました。
(以下、だいたい見学順です)
ルーラーシップ
サトノクラウン
カイバを一口分だけつまんで、水に浸して食べるのが好きな子らしいです。
実際に目の前でつけ麺スタイルで食事をしていました。
こんな食べ方するのはサトノクラウンだけだそう。
ニューイヤーズデイ
レイデオロ
コントレイル
キズナ
馬房を覗くとこちらに寄ってきたキズナ。気の強さを垣間見ました。
漆黒でメリハリの効いた馬体はカッコよかったですね。
サートゥルナーリア
モーリス
すでに南半球へシャトル種牡馬として出国しているかと思っていたモーリス。
会えて嬉しかったです。こちらには見向きもせず、カイバを食べ続けていましたが。
ドレフォン
ナダル
最初の5秒くらい、ザダルと混ざって混乱していました。
「ナダル!? (こんな所に?)・・・すいません、ナダルってどの馬でしたっけ?」みたいな。
リアルスティール
アドマイヤマーズ
ずーっとこっちが気になっている様子でした。
南半球でも頑張って来てほしいです。
ダノンキングリー
正直、全く注目していませんでしたが、お話を伺って興味が急上昇したのがキングリー。
募集馬に出てくるのは2年後ですか。楽しみです。
エピファネイア
ポエティックフレア
ブリックスアンドモルタル
レッドファルクス
スワーヴリチャード
ハービンジャー
ミッキーアイル
サトノダイヤモンド
クリソベリル
キタサンブラック
イスラボニータ
オルフェーブル
オルフェーブルの馬房に来たのは見学終盤。
スターホースにも慣れてきた時間帯でしたが、さすがに生オルフェは感動しました。
とても賢い馬とのこと。こっちを見ていないようでしっかり警戒していて、近寄ると威嚇されました。ファンとしては、視界に入れて頂いただけで光栄な気持ちになりました。
金ピカの馬体を見ていると、凱旋門賞が思い出されます。
スタリオン見学を終えて
「こんな経験、ありがたいなー」とつぶやきながら、帰りのレンタカーを運転していました。
テレビで応援していた馬達を超近距離で見れたことは一生の思い出です。
産駒はもちろん、ニックスとして登場するかもしれないずっと先の未来も楽しみになりました。
ご案内頂いた社台スタリオンの鈴木さんの話を伺っていると、血統と馬体の学習意欲がかなり刺激されました。
また来て下さいと仰って頂きましたが、限られた枠ですし、しばらくは自重ですね。
その間、勉強することがたくさんありそうです。
またこんな機会に恵まれたら、次は産駒に毎年出資しているロードカナロアを見れたらうれしいですね。
残念ながら、他の馬を視界に入れないための目隠しで覆われていました。
まずは、放牧見学場の再開が楽しみです。
つづく