以前の記事の結果報告です。
目次
おさらい
2020年3月中旬、ダウ平均株価が急降下している最中のことでした。
- ここからさらにどれだけ下がるのか
- いつまで下がったままなのか
何もかも、まったく見通しの立たない状況。
チャンスと捉え、投信の買い増しプランを立てたのが、前回までの記事です。
- 商品はSBIバンガードS&P500(当時の基準価額は8,220円)
- 毎日5,000円を積み立てる
- 期間は基準額が10,000円に戻るまで
はたして、結果はどうなったのか。
その後、株価は想像以上の速さで急回復
上の表は、毎日定額購入していたSBIバンガードS&P500の基準価額のチャートになります。
買い増しをスタートした時はまだ8千円台。
それが7千円台まで下がり、底はいつかと思っていたら、
あっという間に1万円を超えるまで上昇していきました。
現在では、暴落前に近い水準まで戻りつつあります。
暴落中の買い増し額
- 積み立てた期間は43日間
- 積み立てた金額は21万5千円
『何年も下がり続けるかもしれない』
そんな可能性を考えての戦略だったのですが、
まさか、2ヶ月足らずで回復するとは・・・。
株価が戻るまで相当長く時間を要するとビビり過ぎていたせいで、1日あたりの積立額は控えめ。
その結果、思ったほどの金額を買い増すことは出来ませんでした。
失敗です。
一応プラス。現在の含み益は+21.9%
今回買い増ししたSBIバンガードは、現時点で
- 含み益が+21.9%
- 金額にして+47,088円
パーセンテージとしては、まずまず。
とはいえ、やはり金額としては物足りない額となりました。
もっと買っておけば・・・
暴落時に仕込んだお金がプラスに転じた喜びよりも、
『もっと買っておけば』
『投信よりアップル買っておけばなー』
など、モヤモヤ、後悔の方がかなり大きいという結果となりました。
確かに、あの頃は連日のサーキットブレーカーなど、
まさに大恐慌が近づいているかのような状況でした。
そうなると、自分の性格や能力では
- リスクの低い商品(投信)
- リスクの低い購入方法(積み立て)
という選択が精一杯だったのかもしれません。
しかし、
結果的には大きな利益を得るチャンスを逃してしたことになります。
これが、今回の反省です。
つみたてNISA枠の投資損益は回復
オートでひたすら積み立て続けているNISA枠の投信。
3月時点ではこんな悲惨なことになっていました
それから5ヶ月、ここまで回復
プラ転です。
暴落期間が短かったこともあって、取得単価を大幅に下げるまでは至っていません。
しかし、基準価額が回復してくれたおかげで含み損からは脱しました。
妻の口座も同じくです。
また次の機会に
今回の買い増しは、NISA枠の積み立てに対して+αとして実行したものでした。
つみたてNISAの期間はあと17年もあります。
また株価が急落した時には、今回の経験を復習して、
- また少額でリスクの低い戦法を取るのか
- 反省を生かして違うアプローチを試してみるのか
よく考えたいと思います。