2024キャロット抽選結果と5世代目の出資馬紹介。

一口馬主

2024年度キャロットクラブの募集の抽選結果が発表され、東サラと合わせた2023年産(5世代目)の出資馬が確定しました。

メインのキャロットを中心に今年のドラフト結果についてまとめたいと思います

過去の募集の振り返り

2020年:

パルタージュで入会チャレンジ成功。

2021年:

最優先抽選でラレーヌデリスが落選。

一般抽選でペリファーニアハリケーンリッジに当選。

追加募集でハーンドルフに当選。

2022年:

最優先(バツ1)はアルセナールにするもバツ2抽選となり落選。

一般は全落ち。追加募集でゴーディアンノットを確保。

2023年:

最優先(バツ2)抽選でエスタンシアに当選。

一般でキアラメンテカザンラクスペードギニーペンダンティフカナルビーグルに当選

 

キャロットクラブの出資頭数は4年で11頭。

抽選に左右されるためバラツキはありますが、平均3頭は大体狙い通りです。

過去のキャロット募集の詳細はこちら▼

2020キャロット新規入会チャレンジ成功。2頭決定、2頭は抽選へ。

キャロット2021募集の抽選結果。ケイティーズハート20など2頭が当選。

キャロットとインゼルは全落ち。2022年は東サラのみ。

2023キャロット抽選結果。バツ2はマラコスタムブラダ22。

バツなしで迎えた2024年募集

前年、前々年と同じく、米国駐在中のため北海道の募集馬ツアーには参加できませんでした。

今年の出資方針

  • 最優先(バツなし)は外してもOK
  • 母系の底力とニックスを重要視
  • 有料記事を購入して足切りを行う

 

儲けるのではなく、いかに損失を抑えつつ楽しめるかが勝負

その上で、いくら愛馬とは言え、二桁着順が続くと応援するのもシンドいということも学びました。

直線で馬群に沈む愛馬を毎回見るのは結構キツイです。

実際、これまでデビューした3世代を見ると、オープン馬や桜花賞3着馬も出ているものの、未勝利引退が半数と確実性に関しては結果を出せていません。

ここら辺で馬選びについて一旦リセットして学び直すべきと考え、今年は有料記事を参考にし、酷評されている馬は対象外とする方針にしました。

一方で、これまで学んできた馬体の見方は間違っていないという自負もあります。他人の馬体評価を全面的に信じるわけではなく、頼るのは足切りまでとして、どの馬を選ぶかはあくまで自分で見て決めました。

 

抽選結果

1次募集では11頭に申し込みました。死票を除いた8頭の抽選で、当選は2頭。

初めて1.5次募集のお世話にもなりました。

最優先(バツなし)抽選で落選。

残念ですが、一番欲しかった馬とは縁がありませんでした。

一般抽選と1.5次募集で3頭確保。

30. ウルクラフトの23⭕️

70. マルケッサの23⭕️

17. マリアライトの23⭕️(1.5次募集)

かろうじて3頭。

1.5次募集に、1次で申し込みを考えていた2頭が残っていたことに救われました。

 

キャロット出資馬紹介

マルケッサの23(牝)

父シルバーステート(母父オルフェーブル)

栗東・松永幹夫厩舎

ホープフルS(G1)を勝ったドゥラエレーデの半妹。祖母マルペンサはアルゼンチンG1を3勝、サトノダイヤモンドの母

この仔は血統で出資を決めました。初出資馬のレッドランメルト(OPクラス)がサトノダイヤモンドと7/8同血が売りだったように、Orpenからサザンヘイローの血を持つアルゼンチン牝系には絶大な信頼を置いています。

マルペンサがディープインパクトとの相性が抜群だったように、この仔の父もディープの後継であるシルバーステートなので、少し遠いですが、ディープインパクトxOrpenのニックスが成立していると思われます。

いくら血統が素晴らしいとはいえ、小柄で歩様も及第点といったレベルだったので、そこまで人気にはなりませんでした。

確実性の高い血統で、ドゥラエレーデに続いて半姉のバロネッサも順調に3勝Cまで出世し、まだ底を見せていません。

大好きな血統なので、アワブラ入りしてくれることを祈るばかりです。

 

ウルクラフトの23(牡)

父ニューイヤーズデイ(母父ディープインパクト)

美浦・辻哲英厩舎

1600〜1800mで2勝した母の初仔

歩様はダントツに良いと感じました。

その代わり、近親にOP馬はおらず、ニックスの評価も特筆すべき点がないので、例年ならスルーしていたかもしれない1頭です。

ただし、募集価格が2,400万円と安価で、父ニューイヤーズデイも良さそうということで、申し込みました。

抽選にはなりましたが、募集時の馬体重も409kgと小柄で、人気はそんなに集めなかったはずです。

全身を大きく使い、後肢の可動域も広めで、足先も軽そうです。父がニューイヤーズデイなのでダートだとは思いますが、母は芝で勝っていますし、この仔の適性はダートなのか芝なのか・・・

成長を見守るのが楽しみな一頭ですね。改めて動画を見てもやっぱり良いので、特に回収率という点では期待して良さそうです。

 

マリアライトの23(牝)

父ドレフォン(母父ディープインパクト)

栗東・久保田貴士厩舎

半兄にG1で2着2回のオーソクレース。母マリアライトは宝塚記念とエリザベス女王杯のG1 2勝

マリアライトの仔は、大きければ走るし、小さければ走りません。

この仔の募集時の測尺は、馬体重402kg、体高148cm、管囲19.0cmと明らかに小柄な部類でした。

だからこそ1次募集で満口にならなかった訳ですが、馬体のバランスや筋肉量、歩様については悪くないと感じました。

測尺が物足りないのは、4月の遅生まれの影響かもしれません。つまり成長する可能性に賭ける形となりました。

さて、これからどうなるでしょうか。ただただ大きくなってくれることを願うばかりです。

 

写真はキャロットクラブ のホームページ掲載の情報であり、転載許可を得ております。無断転載をしないようにお願いいたします。

 

2024年募集まとめ

去年の大成功だったドラフトと比較すると、今年の結果は少し寂しい結果でした。

プロ野球で言うと、中〜下位指名のみといったイメージでしょうか。

確実性を上げるために血統と馬体の両方に水準以上を求めた昨年、出資の叶った愛馬の新馬戦やその後を見ると、アプローチは正しかったように思います。

その点今年のキャロット3頭はというと、血統と馬体どちらかは秀でていますがもう片方は・・・ということでギャンブル要素の強いラインナップとなりました。

最優先をはじめ、トータル的にレベルが高いと思っていた馬はやはり人気で、抽選にたどり着けても全て落選してしまいましたからね。

特に牝馬の2頭は、とにかく大きく育ってくれ!と手に汗を握って成長を見守る世代となりそうです。

また、ドレフォンとニューイヤーズデイの産駒へは初めての出資です。相性がどうなるか、楽しみです。

 

(おまけ)東サラ出資馬紹介

昨年から最優先制度がなくなり、もう好きな馬に出資できなくなったので東サラについては頭数と予算を削減する方向です。2023年産は、2頭への出資が決まりました。

レッドアヴァンセの23(牡)

父エピファネイア(母父ディープインパクト)

美浦・手塚貴久厩舎

母はヴィクトリアマイル3着。エリモピクシーの一族でおじに重賞勝ち馬4頭

兄2頭に出資をしていたので、3番仔はもう意地です

兄たちは喉鳴りや成長の遅さで力は発揮出来ていませんが、母レッドアヴァンセの血統背景と運動能力は確かなはずなので、いつか大物が出てくると信じています。

少なくとも、父がロードカナロアからエピファネイアに変わった点はプラスだと思います。

緩さが解消されなかった上の2頭に比べると、エピファネイアの早熟性は良い方向に働くのではないでしょうか。

馬体や歩様は、正直2番仔のレッドエヴァンスの方が上だと思っていますが、抽選では人気を集めたようなので、縁があって良かったです。

 

ジュエルインザサンの23(牝)

父キタサンブラック(母父ルーラーシップ)

美浦・斎藤誠厩舎

未勝利の母の2番仔。おばは米G1を2勝

キタサンブラック産駒の大型牝馬が募集額2,800万円ということで、出資を決めました。

東サラでは社台グループの生産もしくは育成の馬にしか出資しないつもりでしたが、この仔は例外ですね。

馬体も歩様も良く見えました。

母も兄も活躍しておらず、母系の血統も馴染みがない点は不安ですが、この仔の将来性に期待しています。

 

東サラの2頭も、順調に、末長く活躍してくれることを祈っています。

エピファネイア産駒もキタサンブラック産駒も初めてなので、楽しみです。

 

写真は東京サラブレッドクラブ のホームページ掲載の情報であり、転載許可を得ております。無断転載をしないようにお願いいたします。

(参考)2024年度第1次募集最終集計結果

<母馬優先対象馬>
1≪母馬優先枠≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
-A≪母馬優先枠外≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし

-B≪母馬優先枠外≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし

-C≪母馬優先枠外≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・該当馬なし

-D≪母馬優先枠外≫一般出資枠内で抽選発生
・該当馬なし

-E≪母馬優先枠外≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・該当馬なし

2≪母馬優先枠≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
-A≪母馬優先枠外≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし

-B≪母馬優先枠外≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし

-C≪母馬優先枠外≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・該当馬なし

-D≪母馬優先枠外≫一般出資枠内で抽選発生
・該当馬なし

-E≪母馬優先枠外≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・該当馬なし

3≪母馬優先枠≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
-A≪母馬優先枠外≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・74.パッシングスルーの23

-B≪母馬優先枠外≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・75.クルークハイトの23

-C≪母馬優先枠外≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・該当馬なし

-D≪母馬優先枠外≫一般出資枠内で抽選発生
・該当馬なし

-E≪母馬優先枠外≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・該当馬なし

4≪母馬優先枠≫一般出資枠内で抽選発生
-A≪母馬優先枠外≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・56.シンハライトの23

-B≪母馬優先枠外≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし

-C≪母馬優先枠外≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・15.シーリアの23
・18.ルージュバックの23
・44.プラチナブロンドの23
・49.アップライトスピンの23
・52.フィルムフェストの23
・62.ミリッサの23
・63.リカビトスの23
・81.コルコバードの23
・85.プルメリアスターの23

-D≪母馬優先枠外≫一般出資枠内で抽選発生
・21.ディーパワンサの23
・27.セレナズヴォイスの23
・41.コンダクトレスの23
・46.パドゥヴァルスの23
・47.クロウエアの23
・53.ムーンティアーズの23
・67.ブランシェクールの23
・72.ブルーメンクローネの23

-E≪母馬優先枠外≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・該当馬なし

5≪母馬優先枠≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
-A≪母馬優先枠外≫最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし

-B≪母馬優先枠外≫最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・09.ラドラーダの23

-C≪母馬優先枠外≫最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・11.コントラチェックの23
・35.リラヴァティの23
・57.リスグラシューの23
・61.ココファンタジアの23

-D≪母馬優先枠外≫一般出資枠内で抽選発生
・03.ケイティーズハートの23
・04.フロアクラフトの23
・05.アールブリュットの23
・12.フェルミオンの23
・13.バウンスシャッセの23
・16.ダイアナブライトの23
・26.ピンクアリエスの23
・28.カイカヨソウの23
・33.ヴィータアレグリアの23
・36.エリスライトの23
・40.ネオフレグランスの23
・45.ローズノーブルの23
・60.クルミネイトの23
・64.ベルディーヴァの23
・65.エリティエールの23
・66.マルシュロレーヌの23
・70.リャスナの23
・71.ベルプラージュの23
・78.スペクトロライトの23
・79.グリューヴァインの23
・83.アドヴェントスの23
・89.レオパルディナの23

-E≪母馬優先枠外≫一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・17.マリアライトの23
・19.アロマドゥルセの23
・24.ピースエンブレムの23
・31.エンジェルフォールの23
・38.ローガンサファイアの23
・42.デスティノアーラの23
・48.ベルクワイアの23
・69.ヴィルデローゼの23
・86.エールデュレーヴの23
・88.ティンバレスの23
・95.バイラオーラの23
・96.シシリアンブリーズの23

<母馬優先非対象馬>
A最優先×2(過去2年最優先落選)内で抽選発生
・該当馬なし

B最優先×1(前年最優先落選)内で抽選発生
・58.サークリングⅡの23

C最優先×なし(前年最優先当選)内で抽選発生
・50.オリエンタルステップの23
・80.ティールグリーンの23
・82.スウィートショットの23
・92.エトワールⅢの23

D一般出資枠内で抽選発生
・01.プライストトゥパーフェクションの23
・06.ウラヌスチャームの23
・07.シーブルックの23
・08.ラッキーダイムの23
・10.カヴァートラブの23
・14.ビッグワールドの23
・20.アディクティドの23
・22.ランズエッジの23
・23.ライフフォーセールの23
・25.シャンブルドットの23
・30.ウルクラフトの23
・34.アトミカオロの23
・37.ブリガアルタの23
・39.メリートの23
・43.サバンナズチョイスの23
・51.トゥープレシャスの23
・54.レッチェバロックの23
・55.マジックアティテュードの23
・68.オーロトラジェの23
・73.トゥリフォーの23
・76.ヒカルアモーレの23
・77.マルケッサの23
・84.リリカルホワイトの23
・87.ムーングロウの23
・90.レディオブパーシャの23

E一般出資枠の全ての口数が出資確定(=お申込みされた全ての口数が出資確定)
・02.イーデンキーの23
・29.ランウェイデビューの23
・32.ポロンナルワの23
・59.マラコスタムブラダの23
・91.ヴォーセルの23
・93.ジルズパレスの23
・94.ペニーウェディングの23

なお、下記募集馬につきましては、続けて1.5次募集での募集を行います。
・02.イーデンキーの23
・17.マリアライトの23
・19.アロマドゥルセの23
・24.ピースエンブレムの23
・29.ランウェイデビューの23
・31.エンジェルフォールの23
・32.ポロンナルワの23
・38.ローガンサファイアの23
・42.デスティノアーラの23
・48.ベルクワイアの23
・59.マラコスタムブラダの23
・69.ヴィルデローゼの23
・86.エールデュレーヴの23
・88.ティンバレスの23
・91.ヴォーセルの23
・93.ジルズパレスの23
・94.ペニーウェディングの23
・95.バイラオーラの23
・96.シシリアンブリーズの23

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