今の家を購入し、越してくる前までは団地に住んでました。
築40年で外壁も内装もボロボロ。おそらくイメージ通りの団地です。
山中に建っているが故の出来事や、団地特有のエピソードについて、全部は一度に書けませんが少しだけ紹介します。
住んでいた団地について
岐阜県の山のふもとにある路線の終着駅から、徒歩だと40-50分ほど山を登ったところにある築40年、全800戸の団地です。
駅から団地まではバスが運行されており、時間にもよりますが1時間に2〜5本程度は走っているので駅までの交通手段に困ることはありません。
この団地ですが、UR賃貸住宅として、3DK(54m2)を3万円台から借りれます。
URなので、礼金、手数料、更新料、保証人は不要です。
引用:UR賃貸住宅
間取りは図の通り、畳の部屋が3部屋です。
妻と2年半、ここに住んでました。
ちなみに、売りにも出されています。200万円で。
安いと思うか、いらないと思うかは、人それぞれでしょう。
この団地、山を切り開いた所に建っているおかげで、とにかく自然を身近に感じることが出来るのですが、その中でも特に印象に残った出来事を紹介したいと思います。
山特有の出来事
車で自分の棟に帰宅している最中のことです。
『道にポニーがいる』
と思ったらイノシシでした。
道の反対側(写真の右側)は、団地です。
イノシシの20m先では、普通に人が住んでます。
しかもこの時は2頭いました。
他にも、ムカデやクモなど、生物系の出来事には困りません。
取り上げても良いのですが、登場生物が変わるだけで同じ文章になってしまうので、割愛します。
山の恩恵
山にあっても、悪い(恐い)ことばかりではありません。
団地から道路一本挟んだ先は、山頂まで続く遊歩道になっています。
山頂までは歩いて30分ほどでしょうか。
私はジョギングコースとして利用していました。
部屋から2、3分で、こんな道に辿り着きます。
とにかく気持ちのいい道なので週末のジョギングが習慣化し、4ヶ月で体重が-7kg。体脂肪率も20%台から15%くらいまで落ちました。
ただし、【イノシシ注意】の看板がいたるところにあるので、注意は必要です。
ジョギング中も、いざという時に本気で逃げれる体力は常に残しておくよう気をつけていました。
そして、山頂からは日の出も見ることができます。
写真は初日の出を見に行った時の様子です。
みなさん、正月の朝は早起きして山を登ってました。
改めて写真で見返しても、良い所だったと思います。
たまにですが、引っ越した今でも車で1時間かけて犬の散歩に来ています。
団地の話
隣山の話が続いたので、団地の話も少しだけ紹介します。
築40年と古い建物なので、当然エレベーターなんてありません。
我が家は5階だったので、毎日階段の登り降りが必要でした。
自分たちは別に良いとして、
- ヤマト運輸の方に申し訳なくてamazonを使い辛くなる
- それでも注文した時は日時指定で絶対に在宅するように気をつける
など、不便だからこそ人により気を遣うようになった事を覚えています。
ちなみに、建物が古いことは間違い無いのですが、清掃は行き届いているのでゴミは一つも落ちていません。
自治会も機能していましたし、住む上では悪くない環境だったので、私も妻も団地生活に不満はありませんでした。
団地には悪いイメージが先行しがちですが、住んでみるとイメージと違う所がいくつも見つかります。
とりあえずはこんな所でしょうか。
では、また思い出した時に他のエピソードについても記事にしたいと思います。