住宅は賃貸か購入か、お金のリスクを考えて出した結論は中古の持ち家。

築14年の中古住宅購入

賃貸か持ち家か、永久に議論され続けるテーマに対して私が出した答えは、安い中古住宅の購入でした。

賃貸と持ち家、メリットとデメリットはそれぞれあって、どちらが正解かなんて人によるでしょう。

けれど、中には私と同じように

murao
お金ないし、ローンも組みたくない。転勤の可能性もあって本当は賃貸にしておいた方が良いけれど、家は欲しい。

という方もいると思います。

そんな方に向けて、私が安い中古物件を購入に踏み切るにあたり考えたお金のこと、ローンのことをお話ししたいと思います。

 

そもそも、私は完全に賃貸推進派

大学入学以降、つまり10代のころからアパートに住み始めて10年以上経っていたので、賃貸物件に住むことが当たり前になっていました。これまで移り住んだ部屋は7件ほど。好きな時に好きな場所に住める自由度の高さは捨て難いものです。

 

就職後、マイホームを購入する同僚のことは、リスク管理が足りていないんじゃないかと他人事ながら心配していました。転勤や、転職、または家族の都合で引っ越さなけらばならないことは十分起こり得ます。

 

そしてそれ以上に、持ち家の縛りによって動きづらくなるといった懸念が私的にはとても受け入れがたかったからです。この考えは家を購入した今でもあまり変わっていません。

 

賃貸物件のメリット
  • 借金を負わない
  • 好きな時に、好きな場所に住める
  • その時の経済状態や家族構成に住居を合わせることができる

人生のその時々で住居を最適化することができます。特にフットワークの軽い人生を送りたい人にはどう考えても賃貸物件がマッチするでしょう。

 

 

考えれば考えるほどマイホームは金銭面でリスクの塊

お金のことだけで見ても、数千万の借金を背負って購入した物件は毎年数百万円ずつ価値を失って行きます。身の丈にあっていない額の物件を35年ローンで購入することは、暴走に近いものです。

 

中古物件市場には、異様に高く売り出されている物件がたまにありますのですが、そういった物件の登記を見ると、非常に残念な現実が見えてきます。

 

それは、ローンの支払いに対して、物件の価値下落の勢いが優っている状況をさします。新築で購入した物件のローンがまだ4000万円残っている。けれど市場価値は3000万円ほど。といった具合です。

 

この場合、売り手からすると市場価値の3000万円で売ってしまうとローン残高に1000万円足りないので4000万円で売りに出すしかないのですが、売れるわけがありません。そうこうしている間にも、住宅の価値は下がり続けていき、さらに売れなくなるという悪循環にはまります。

無理なローンを組んだ自己責任ですが、

  • 離婚
  • 失業
  • 転職
  • 転勤

これらのイベントをきっかけに、誰にでも簡単に起こり得る事態なので、他人事ではないはずなんです。無理なローンと持ち家はリスクがあるということは、もっと認識されるべきだと思います。

 

 

リスクは承知。でも本音では家は欲しい

私は、マイホーム購入者を冷ややかな目で見る反面、実際はSUUMOなどで気になるエリアのマンションや一戸建て物件を定期的に検索するなど、興味は持ち続けていました。本格的に調べ始めたのは結婚後でしょうか。

 

そりゃ欲しいです、自分の家。多くの場合、賃貸物件より広いですし、作りもしっかりしています。清潔で安全で快適な空間。お金では語れない部分は確実にあります

 

賃貸派の中には、欲しいけど我慢している人が一定数いると思います。振り返ると当時の私は完全にそうでした。

 

 

欲しいけど、お金のことを考えると家の購入はやはり難しい

しかし、将来の不安やローンのことを考えるとその先へはなかなか進めませんでした。かれこれ5-6年は躊躇し、検索以外の行動は取っていなかったと思います。

 

その数年の間に転職(関東→東海へ引っ越し)など大きなライフイベントを経験したので、下手に家なんか買わなくて良かったのは事実です。自分の立ち位置を考え、踏みとどまっていた意味はあったのかもしれません。

 

 

持ち家のリスクはお金にまつわること

家を買うと、引っ越しが難しいなどの問題はありますが、元を辿れば全てお金で解決できる問題です。

極端な話、もしローンが無かったら、

持ち家の処遇
  • 別荘として残す
  • 人に貸す
  • 売る

選択肢はこれだけ増えてきます。

先ほどの、『高値で売る』しか選択肢のない四面楚歌状態よりもかなりイージーな状況です

というか、持ち家はリスクでもなんでもありません。

維持費やら固定資産税の問題は残るかもしれませんが、ローンを支払い続けるという最大の負担がないと状況はこのように一変します。

 

 

結論。ローン負担が少なければ家を買っても良い

結局、

持ち家のリスク≒ローン

ということになるので、ローンさえどうにかすれば良いという結論に辿り着きました。

 

 

見つけた妥協点は中古物件

言わずもがな、中古住宅の最大のメリットは価格です。築年数にもよりますが、新築よりもはるかに安く済みます

 

イコール、ローンの負担も減ることを意味します。

 

リフォームうんぬんあると思いますが、それは後回しにすることも一つの手です。私は築14年の中古物件を購入したわけですが、リフォームは一切していません。

 

する必要がないと言うのもありましたが、お金に余裕が出てくれば徐々に手を入れていき、少しづつ変化させて楽しんでいく方針で我が家はまとまりました。

 

お金を極力使わない(借金を増やさない)方針には一貫性を持たせた方が良いですからね。

 

 

まとめ。ローンの負担が少ないのは正義

ローンの返済が始まってまだ一年と少しですが、負担が少ないにこしたことがないことを実感しています。

持ち家のメリットはありつつ、金銭的な負担(色んなストレスやリスクの元凶)は少なくすんでいるので、本当に中古物件にして良かったと思っています。

 

35年ローン(ボーナス支払いあり)なんて、本当にやめましょう。そうまでしないと買えない物件は、完全に身の丈に合ってないと思います。

 

『一生に一度の買い物』

『一生で一番大きな買い物』

たかだか家です。これらのフレーズに翻弄されることなく、ローンに縛られすぎる人生を回避することをもっと重要視するべきではないでしょうか。

 

安ければ、家の購入はリスクではありません。そして安く家を手に入れる方法は、安い家(中古物件)を買うことだと、もっと認知されれば良いのにと思います。

 

 

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