2020年キャロットクラブ新規入会への挑戦と戦略。

一口馬主

ついに迎えたキャロットクラブの第1次募集。

一口馬主を始めることを決意して数ヶ月、十分に調査は重ねてきました。

では、2020年度キャロットクラブ新規入会チャレンジに挑みたいと思います。

前回までのあらすじ

なんとなく好きな馬を応援するために、フランスの凱旋門賞まで見に行ってしまう。

直接的なつながりを持った馬を応援したいという欲求にかられて一口馬主になることを決意。

まずは東京サレブレッドクラブ募集馬への出資と入会が決定。

前回の記事はこちら▼

初めての一口馬主。東京サラブレッドクラブへの入会が決定。

 

どう見ても魅力的なキャロットクラブ

クラブを選ぶ上で、真っ先に候補に挙がったのが、キャロットクラブでした。

まあ、皆さん考えることは一緒だとは思います。

魅力的なポイントがたくさんありますものね。

 

ノーザンファームが母体

活躍馬をコンスタントに輩出し続けているノーザンファームの直営クラブだけあって、クラブ馬の実績は凄まじいですね。

同じくノーザンファームを母体とするサンデーレーシングやシルク・ホースクラブ所属馬の活躍もエグいものがあります。

スターホースへ出資したいなら、ノーザンファームの直営クラブへ出資することが近道なのは明らかなので、キャロットクラブも候補の上位に挙がってきます。

 

アワブラッド+母馬優先

クラブ所属馬が活躍して繁殖に上がった際、産駒がクラブへ優先的に回って来るOur Blood制度。

そして、そんな良血馬へ優先的に出資できる権利を得られる、母馬優先制度。

この組み合わせもかなり魅力的ですね。

顕著な成功例はシーザリオでしょうか。

シーザリオに出資できた方は、リオンディーズ、サートゥルナーリアへの出資も恐らく叶っていることでしょう。

ゆかりのある産駒に出資したいという心情に沿うこの制度は、本当に素晴らしいと思います。

私のような地方で暮らす普通のサラリーマンでも、シーザリオのような成功例に乗っかるチャンスがあるなんて、本当に夢がありますね。

 

充実したクラブサービス

非会員である私の主観ですが、記念品や記念パーティ、会報誌、HPのクオリティなど、サービス面に関しても他のクラブに対して充実していますよね。

これもプラス項目の1つです。

 

というように、すべてにおいて魅力的なキャロットクラブですが、

人気のあまり入会するのがとても難しく、私のような入会希望者にとって大きな問題となっています。

入会するためには、忍耐と工夫が求められます。

これから詳しく説明したいと思います。

 

キャロットクラブへ新規入会するために必要なこと

まずは出資できる馬を確保すること

馬に出資して初めて会員になれるので、まずは出資できる馬を確保しなければいけません。

しかし、増え続ける会員数と入会希望者によって、これがとてつもなく難しいことになっています。

 

チャンスは1次募集のみ

出資馬への応募は、形式的には以下のように3回チャンスがあります。

しかし実質的には、新規入会希望者が1次を外すと、もう後を絶たれてしまいます。

  1. 1次募集
  2. 1.5次募集(1次の満口未達馬)
  3. 2次募集(1.5次の満口未達馬)

 

というのも、1.5次募集に参加資格のある新規入会者は、

  • 1次で最低1頭の出資馬を確保し
  • 且つ最優先希望馬の外れた方のみ

私が1次募集ですべて外れた(1頭も確保出来なかった)場合、1.5次募集へは参加できません。

 

2次募集にチャンスが残されているかと思いきや、2次募集は既存会員により、即日満口。

新規にとって遅れてしか参加できない2次募集は、無いも同等です。

つまり、1次で外れた時点で、今年は終了。次のチャンスはまた来年となります。

 

会員との重複を回避するしか道はない

応募口数が募集口数(400口)を超えてしまった場合は、応募者の素性別に優先順位が設定されます。

新規入会希望者の順番は一番後ろです。

支払いを遅延している会員にすら、順番では勝てません。

 

有名ラーメン屋の行列に並んで、人が来るたびに前を譲り続けるイメージでしょうか。

・・・常に行列の最後尾・・・。

信じがたいことですが、これが新規入会希望者の置かれる状況です。

出資するには、会員に人気のない馬を狙うしかありません。

 

満口に届かない馬選びがすべて

過去に一次募集で満口になった馬の割合です。

  • 2018年度:64頭/83頭(77.1%)
  • 2019年度:69頭/85頭(81.2%)
  • 2020年度:??

 

過去2年は、およそ5頭中4頭が一次募集で満口となっていますね。

不人気の残された1頭へ、いかに応募するか。

これが全てです。

馬の人気が事前に分かれば良いのですが、分からないから難しい。

会員であれば応募数の中間発表である程度は予測を立てることが出来ます。

しかし、新規入会希望者の締め切りは中間発表より前なので、情報が得られないまま、予測するしかありません。

これも、新規不遇の1つです。

 

2020年の入会チャレンジ。私の戦略

では、ここからは私の戦略についてまとめたいと思います。

応募する馬の選定

  1. 母馬優先馬は見送り
  2. ディープ産駒、キンカメ産駒は見送り
  3. 兄弟に実績のある血統は見送り
  4. 牡馬は見送り(母馬優先狙い)
  5. 5万円/口前後まで

 

私のたった1つのわがままは、牝馬限定であること。

メス馬であれば、もうあとは何も望みません。

そして、数を打つ作戦なので、高額馬は出来るだけ除きました。

なお、馬体について私は全く分からないので、完全に無視しています。

知識や経験のない人間の感覚も当てになるはずも無いので、意識的に見ていません。

 

(所感)カタログを見ていても面白くない

候補の選定にかけた時間は1時間程度でしょうか。

たったの1時間です。

東サラの時のような高揚感は全くありませんでした。

『良いな』と思っても選択権はこちらにないですからね。

❌『どの馬が走りそうか』

⭕️『どの馬が人気なさそうか』

会員様の余り物を狙うというアプローチは、正直面白くありません。

感情を抜いて、機械的に作業を進めました。

こんな作業も、入会時の今年で最後となることを願います。

 

絞った出資候補15頭に応募

応募用紙の記入枠がほぼ埋まる15頭まで絞りました。

全頭申し込みます。

今年度のシルクの過熱ぶりは、キャロットの募集にも引き継がれると予想します。

なので、やりすぎ位で丁度良いんじゃないでしょうか。

もちろん取れすぎてしまうリスクはありますが、ゼロよりはましです。

さて、ここから何頭残るのでしょうか。

1〜4頭くらいだと予想。ではなく希望!!

 

書類を揃えて、あとは投函するだけ

書類の応募が2020/9/3〜9/8の期間に必着とのこと。

今日だと早すぎるので、少し経ってから投函しようと思います。

どれかに決まりますように。

いざ出資が決まれば、どの馬でも好きになりますし、全力で応援します。

 

つづく▼

キャロット中間発表。新規入会を託した15頭がいきなり3頭に。

 

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