一口馬主初勝利。ひとつ勝てた喜びに浸る。

一口馬主

初出資馬であるレッドランメルトが2戦目でついに優勝!

ゴール直前は、今まで観たどのレースよりも興奮しました。

『いけ!』と叫んでみたり、『え?勝てる?』と呟いてみたり、

おかしなことになっていたので家に誰もいなくて良かったと思います。

前回までのあらすじ

2019年、好きな馬を応援するためにフランスで凱旋門賞を観戦する。

2020年、一口馬主になることを決意。東京サレブレッドクラブとキャロットクラブへ入会し、1年目は3頭へ出資。

2021年、2年目は5頭の1歳馬への出資が決定。レッドランメルトが愛馬として初出走(3着)

前回の記事はこちら▼

一口馬主として初のレース。デビュー戦はディープ産駒。

21/10/10 東京3R 2歳未勝利2000m

新馬戦(3着)に次ぐ2戦目

前走、8月の札幌で迎えた新馬戦は、単勝1.5倍の1番人気に推されるも結果は3着でした。

それから1ヶ月半、放牧には出さずに美浦の国枝厩舎でジックリと乗り込まれて10月東京の未勝利戦を迎えました。

話題の素質馬、コリエンテスに次ぐ単勝2.7倍の2番人気での出走です。

 

レースは完勝

スタートから前につけて、道中は3番手。

直線を向いても、しばらくは1頭だけ持ったまま。

それでいて上がり3Fはメンバー最速と、完勝と言って良いレースでした。

川田騎手は新馬戦に続いての騎乗だったこともあり、この馬が力を発揮できる完璧なレース運びをしてくれました。

ありがたいことです。

2着のメトセラと3着のコリエンテスは上のクラスで活躍するであろう強い馬なので、そんな2頭に勝てたことも大きかったですね。

タイムこそ平凡でしたが、スローな展開とレース前に雨が降っていた影響もあったと思います。

内容の良さが際立ったレースでした。

 

レース結果

1着 レッドランメルト   2.02.7

2着 メトセラ       1 1/4馬身

3着 コリエンテス        2馬身

川田騎手『道中はしっかり勉強させました。直線は初戦のときよりも動けていました。これから成長していってくれれば。」

 

各紙の評価は上々

やはり、東京コースが合ってそうですね。将来性についても、高い評価をもらえました。

 優馬2歳馬チェック

レッドランメルト ★★★★★★ 6点(最高9点)

新馬戦は小回りで長くいい脚を生かしきれず終わってしまったが、ディープインパクト産駒だけに、本質的には広いコース向き。好位からメンバー最速の上がり34秒1を繰り出し、2戦目で初勝利を挙げた。初戦よりも馬体は絞れてはいたが、まだ余裕残しの仕上げで伸びしろは十分ありそう。今後の成長が楽しみ。

出典:優馬

エイトトラックマンの注目! 2歳馬診断

レッドランメルト ★★★★★ 5(最高★7)

ディープインパクト産駒らしい軽々なフットワーク。決め手が生きる東京で良さが出た。幼さが解消されてくれば大きいところを狙えそう。

出典:Gallop

 

ひとつ勝つって本当にすごいこと

東サラから届いた記念ポストカードに書いてある通り、この馬が目指すべきは来春のクラシックかもしれません。

ただ、しばらくの間はこの勝利を噛みしめて、浮かれていたいと思います。

1歳の夏から成長を見守ってきた馬が、力を出し切ってレースを勝ってくれるのは、とても幸運なことですね。

この勝利の翌週にデビューした、2頭目の愛馬であるキャロットクラブのパルタージュが10着(11番人気)だったこともあり、1着の重みを深く感じています。

(未勝利戦を勝ちあがれない馬は、引退、もしくは地方転厩。)

 

初勝利へ導いてくれた川田騎手が過去に語っていた勝つことの難しさ。

 『わかってほしいのは、ひとつ勝つために、馬たちがどれだけ大変な思いをしているかということ。フルゲートになれば、18頭、16頭が出てきて、そのなかで1頭しか勝ち上がれない。勝ち上がるということは、それだけ狭き門なんです。それを思うと、ひとつ勝つって本当にすごいことなんですよ。

出典:月刊 川田将雅

レッドランメルトは本当にすごいことを成し遂げてくれました。

繰り返しになりますが、当分はこの喜びに浸っていたいと思います。

(つづく)

 

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