初めての一口馬主。東京サラブレッドクラブへの入会が決定。

一口馬主

ふつうの会社員の金銭感覚で始めた、一口馬主ライフ。

ついに、東サラこと東京サラブレッドクラブから会員証が届きました。

前回のあらすじ

なんとなく好きな馬を応援するために、フランスの凱旋門賞まで見に行ってしまう。

なんとなくでなく、直接的なつながりを持った馬を応援したいという欲求にかられる。

ディープ産駒に出資できるのがラストチャンスと気づき、一口馬主になることを決意。

前回の記事はこちら▼

一口馬主になります。お金は不安だけれど、やる価値は絶対にある。

 

今回の記事では、

最初のクラブとして東京サラブレッドクラブへ入会するまでの経緯についてまとめました。

 

一口馬主を始める前に知って驚いたこと

競走馬への出資、クラブへの入会は、少し長い目で準備しておかなければいけません。

まずは、事前調査から。

正直なところ、現実が厳しくて調べれば調べるほど折れてしまいそうになりました。

 

出資したくても出来ない

最初に覚悟しておかなければいけないのは、希望する馬への出資が困難であることです。

誰もが出資したいと思うような馬、例えばシーザリオの仔などへの出資が困難であることはさすがに知ってました。

ところが、実際のところ『ちょっと良さそう」レベルでも出資権を得ることは困難なようです!

 

一口馬主を始めるなら始動は6-7月

一般的に、夏に1歳馬の募集を開始するクラブが多く、早いところだと6月からです。

※ロード(代表馬:ロードカナロア)、ノルマンディー(代表馬:デアリングタクト)など、秋以降に募集を開始するクラブもあります。

入会するには、出資する馬が決まらなければいけません。

先行募集に申し込みを行い、抽選などを経て馬への出資権を得て、ようやく入会の段取りとなります。

通年で出資を募集しているクラブもありますが、良さそうな馬は募集開始と同時に掻っ攫われてしまっているので、夏のシーズンを過ぎた時点でのラインナップはいわゆる『売れ残り」。

出資金を集めることが出来ていない何かしらの理由を含んでいるため、出資金の回収という面では、どうしても不利とならざるを得ないようです。

 

人気クラブへは入会自体が困難

人気クラブでは会員数の過多という現象が起きており、新規会員の入会を抑制しています。

例えば、アーモンドアイを筆頭とした多くのG1ホースをコンスタントに輩出している人気クラブ、2020年にシルクレーシングへ入会を希望する場合は、7/1から7/10の間にカタログ請求を行わなければ、入会のきっかけすらつかめません。

この10日間を逃すと、次のチャンスはまた1年後・・・。

人気クラブへの入会を念頭におくと、一口馬主を始めるチャンスは夏だけであると言っても過言ではありませんね。

 

そんなことを調べているうちに、季節は夏。

事情は把握した上で、いよいよ先行募集に臨みました。

 

先行申し込み前に考えていたこと

ディープインパクト産駒に必ず出資する

一口馬主を始める勇気をくれたディープインパクトのラスト産駒(実質)。

予算、クラブ、何もかも置いておいて、1頭は必ず確保することを最優先事項としました。

募集価格が高くて躊躇するかもしれませんが、折れない、負けない。

最後の機会を逃すと、人生レベルで後悔するかもしれないと思ったので、ここだけは強く気持ちを持つように。

 

出資先クラブの条件

次に考えたことは、どのクラブで一口馬主ライフを送るかということです。

いざ調べると想像以上にたくさんあって驚きました。

見覚えのある勝負服だらけで、この冠名はクラブのものだったのかと初めて知るパターンもありましたね。

これだけたくさんあるクラブから絞り込むのに、私が重要視することにしたのは以下の2点。

  1. 社台・ノーザンファームの産駒がラインナップの中心
  2. 募集口数は400-500口

 

同じことを考えている方は過去も今もたくさんいることでしょう。

①勝率の高い生産牧場の産駒に

→社台・ノーザンファーム

 

②手の届く金額で出資で

→400-500口

 

この条件に合ったクラブは(自分調べ)、よく聞く3つのクラブでした。

  • キャロットクラブ
  • シルクホースクラブ
  • 東京サラブレッドクラブ

 

最初に募集の始まる東サラに全力投球

キャロット、シルク、東サラの中で募集時期が一番早いクラブが、東サラでした。

且つ、この3つのクラブの中では希望する馬に出資し易いのも、東サラ。

なので、東サラの先行申し込みには、全力を出すことにしました。

 

全力というのは、予算オーバーも覚悟して、良いと思った馬には全て申し込むこと。

『全部外れるかも・・・」と、抽選には悲観的に、申し込みには積極的に。

 

後にシルクHC、キャロットCなどの人気クラブのドラフトも控えているので、一般的には東サラは様子見の方が多いようです。

私としては、東サラ、シルク、キャロットと全敗して、不本意な気持ちで他のクラブに流れることは避けたかったので、確実に東サラで出資出来るように、全力で申し込みました。

 

東サラに全力で申し込んだ結果

抽選は全敗

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
先日お申し込みいただきました募集馬の抽選結果をご連絡いたします。

◆抽選結果
ラストグルーヴ19  1口  落選
レッドエルザ19  1口  落選
ナッシングバットドリームズ19  1口  落選
ドライヴンスノー19  1口  落選
レッドファンタジア19  1口  落選

出資の確定した募集馬につきましては、
順次計算書をご送付いたしますので内容をご確認ください。

今後とも東京サラブレッドクラブをよろしくお願いいたします。

7頭に申し込みを行って、5頭が抽選で落選。

東サラは新規申し込みに厳しいだろうと思っていましたが、予想通りでした。

新規枠が用意されているのは良いのですが、たったの40口と、数が少なすぎるんですよね。

仮会員番号から察するに、新規申込者は数千人いそうですし。

本会員となる来年はもう少し通り易くなることを期待します。

 

ギリギリ満口に届かなかった2頭に出資決定

先行申し込み締め切り時点で、残り50口以下の『残口わずか』に留まってくれたのが2頭。

抽選もなく、自動的に出資が決まりました。

先行で満口になってないとはいえ、私的には『出資できたら成功」という2頭。

すでにとてつもない愛着が湧いています。

 

1頭は念願のディープインパクト産駒

東サラで募集のあったディープ産駒の中で、一番欲しかったのがこの馬でした。

先着順の一般受付開始15分後に見たらすでに満口になっていたので、先行申し込みの枠に入れておいて良かったです。

 

今思えば恐ろしいことをした

7頭申し込んだとはいえ、中間発表で1,000口以上の申し込みのあった馬(最優先枠を使わなければ当選の可能性おそらくゼロ)が3頭含まれていたので、可能性があったのは4頭だけでした。

それでも、4頭に出資となると、かなりの費用が必要になるところだったので、2頭に落ち着いてくれて今はホッとしています。

マジで2頭がちょうど良かったです。

競走馬出資金だけで27万円・・・。

これに維持費。少しは回収してくれるのかな?

入会費なども入れた請求書は後ほど送付されるそうです。

 

つづく▼

2020年キャロットクラブ新規入会への挑戦と戦略。

 

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