2023年度キャロットクラブの募集の抽選結果が発表されました。
バツ2で迎えた今年の結果は・・・。
目次
過去の募集の振り返り
2020年:
パルタージュで入会チャレンジ成功。
2021年:
最優先抽選でラレーヌデリスが落選。
一般抽選でペリファーニアとハリケーンリッジに当選。
追加募集でハーンドルフに当選。
2022年:
最優先(バツ1)はアルセナールにするもバツ2抽選となり落選。
一般は全落ち。
追加募集でゴーディアンノットを確保。
出資頭数は3年で5頭。
ペリファーニアが初めてG1に出走するなど、クラブとの相性は悪くないのですが、頭数は少なめです。
抽選に当たらないのは人気クラブの宿命ということで、仕方ありません。
過去のキャロット募集の詳細はこちら▼
バツ2で迎えた2023年募集
前年と同じく、米国駐在中のため北海道の募集馬ツアーには参加できませんでした。
いつかは行ってみたいですね。
今年の出資方針
- キャロットは母馬優先制度ありきなので最優先は牝馬
- バツ2といえど、複数口は不要
- 馬体と歩様から★1〜★5でランク分け。足切りラインは★4以上
- 母系の底力とニックスを重要視←new
- ドゥラメンテラストクロップを確保←new
一口馬主も4年目、このお金のかかる趣味に対する向き合い方も確信に近づいてきました。
儲けるのではなく、いかに損失を抑えつつ楽しめるかが勝負
というのが現時点の答えです。
馬体評価は例年どおり。血統面ではニックスに重きをおいて、アベレージの改善を図ります。
バツ2の使い道
大穴を狙う訳でもなく素直に1番良い牝馬へ。
考え抜いた末、最優先はレシステンシアの妹、マラコスタムブラダ22としました。
ヴィートマルシェ22とも迷ったのですが、父サトノアラジンがどうしても引っかかりましたね。
そして、去年の全落ち経験から、申込みは少し多めの頭数へ。トータル21頭。
抽選結果
一般申込で最優先抽選(死票)となった6頭を除いて、15頭全てが抽選対象に。
その割に、めっちゃ当たりました。
最優先はバツ2抽選のすえに無事に当選。
本当に良かったです。
62. マラコスタムブラダの22⭕️
一般抽選でも、5頭確保。
ローズノーブルとソブラドラインクは少し薄い抽選だったと思いますが、他はそこまででもなかった様子。
13. レオパルディナの22⭕️
46. ヴィアンローズの22⭕️
48. ローズノーブルの22⭕️
77. スターダムバウンドの22⭕️
86. ソブラドラインクの22⭕️
合わせて6頭。
3頭くらいを予想していたので、正直驚きました。
2021年は6頭の抽選対象で全てハズレでしたからね。2020年も19頭が抽選で当選は2頭。
来年分の予算も使い切るほどの出費なので財布は厳しいですが、嬉しい誤算です。
これだけ多頭数で結果が出なければ、超零細会員にシフトチェンジします。
キャロット出資馬紹介
マラコスタムブラダの22(メス)
父ドゥラメンテ(母父Lizard Island)
栗東・松下武士厩舎
レシステンシア、グラティアスの半妹。母はアルゼンチンの中距離G1勝ち。
レシステンシアの父ダイワメジャーから、父ドゥラメンテに変わりました。
欠点が見つからないというのが特徴でしょうか。おそらく誰が見ても良い馬です。
あえて言うならば、姉レシステンシアの募集時動画に比べると、やや落ちるようにも感じました。これに関しては相手が悪いですし、父が違うので見え方も違うのかもしれません。
バツ2のタイミングでこの子が募集されたことはラッキーでしたね。クラシックでの活躍だけでなく、もちろんアワブラとしても期待しています。
レオパルディナの22(メス)
父ドゥラメンテ(母父Snitzel)
美浦・鹿戸厩舎
母は小倉2歳S 2着の短距離馬。母父は豪州のリーディングサイアー。
こちらもドゥラメンテ産駒。
ミスプロクロスあり、母系にサンデーなしはドゥラメンテの成功配合。タイトルホルダー、リバティアイランド、スターズオンアースに共通しています。
トモを中心に筋肉量はまだまだかもしれませんが、歩様も硬すぎず、良い感じです。後肢の踏み込みの深さと飛節の伸びも及第点といった所。
フレームの大きな馬体は、ドゥラメンテ産駒の成長力を受け止めるのに十分。大化けに期待したいと思います。
ヴィアンローズの22(オス)
父シルバーステート(母父Sevres Rose)
美浦・嘉藤貴行厩舎
母の産駒は8頭がJRAで勝利し、5頭が3勝以上。
半姉ローズノーブル、半兄シュバリエローズが父ディープインパクト。この子の父はディープ後継のシルバーステートに変わりました。ノーザンファーム生産のシルバーステート産駒、楽しみです。
募集時は413kgとまだまだ小柄で馬体も華奢に写ります。しかし測尺は水準クラス。4/24生まれと遅いのでまだこれから成長していくでしょう。
この子は写真より動画の方がはるかに良く見えますね。脚先がしっかりしていて剛性の強そうな点は、ディープ直仔のよう。
背骨もしなやか。来年春には見違える姿を見せてくれるのではないかと思います。
ローズノーブルの22(オス)
父リオンディーズ(母父ディープインパクト)
美浦・武井亮厩舎
今年の募集馬の中でもかなり上位の好馬体
父リオンディーズ✖️母の父ディープインパクトの組み合わせは、勝ち上がり率44%となかなかのハイアベレージ。2代母が確実性の高いヴィアンローズで、兄に重賞戦線で活躍中のジュビリーヘッド。
先ほど紹介したこの子の叔父にあたるヴィアンローズの22は母が20歳時の仔であったり、ロマン枠の要素もありますが、この子は走らない訳がないと、確信に近いものがあります。
ローズノーブルの仔はかなり私の好みで、毎年★4の高い評価をしています。3度目の抽選でようやくウチの子にすることが出来ました。
スターダムバウンドの22(メス)
父オルフェーブル(母父Tapit)
栗東・茶木太樹厩舎
母はBCジュヴェナイル フィリーズ勝ち
母の父Tapitは米国の大種牡馬ですが、日本でも母系に入るとSS系種牡馬とかなり相性が良いようです。
父サンデー系✖️母の父Tapitは、AEI4.98、勝ち上がり率59%
父オルフェーブルだと数が少なくなりますが、AEI3.14に勝ち上がり率75%
カタログにある通り、血統面の確実性にはかなり期待できます。
母、そして父の産駒マルシュロレーヌのようにBCを、なんて夢を見るのも良いですね。
ソブラドラインクの22(オス)
父リアルスティール(母父Include)
栗東・音無秀孝厩舎
母は亜3歳牝馬チャンピオン
1つ上の半兄ドゥレイクパセージ(父ドゥラメンテ)が新馬戦を圧勝。母系はかなり底力がありそうです。
馬体はまだまだ成長途中。歩様は可動域がやや狭く映るものの、これはリアルスティール産駒の傾向だと思っているので、マイナスではありません。むしろ良い意味で硬く映り、私は好印象を持ちました。
私にとって相性の良いアルゼンチンの母。そしてこれで3年連続で音無厩舎の管理馬への出資となりました。レッドルヴァンシュ、レッドエヴァンス、そして本馬。定年をひかえた師に1つでも多くの勝ちを届けて欲しいと思います。
まとめ
今年のキャロット 募集馬で人気を集めたのは、リカビトスの22とマラコスタムブラダの22のドゥラメンテ産駒でした。
バツ2を行使して目玉の1頭に出資できただけで、今年は大成功。
一般でも素質馬5頭を獲得できたので、かなり良い結果だったと言えます。
6頭の中で、マラコスタムブラダの22が筆頭なのは間違いありませんが、ローズノーブルの22とレオパルディナの22も相当期待しています。
ポートフォリオ
2022年産は、東サラと合わせて9頭となりました。
さすがに多すぎたので、来年は各クラブ最優先の1頭ずつで良い位かもしれませんね。
牡馬牝馬、関東関西とバランスも取れています。ダート色が強いのはスターダムバウンドの22と東サラのアメリカンファラオ産駒、ライラヌールの22。他は芝かな。
順調に、末長く活躍してくれることを祈っています。
写真はキャロットクラブ のホームページ掲載の情報であり、転載許可を得ております。無断転載をしないようにお願いいたします。
(参考)2023年度第1次募集最終集計結果
<母馬優先対象馬>
A・母馬優先+最優先(過去2年最優先落選、前年最優先落選)は当選、母馬優先+最優先(前年最優先当選)および最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
59.リカビトスの22
B・母馬優先+最優先(過去2年最優先落選、前年最優先落選)および最優先希望枠(過去2年最優先落選、前年最優先落選)は当選、母馬優先+最優先(前年最優先当選)および最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
該当馬なし
C・母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
該当馬なし
D・母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
該当馬なし
E・母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
01.マリアライトの22
15.ミリッサの22
64.フィニフティの22
89.パドゥヴァルスの22
F・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
該当馬なし
G・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
57.ハープスターの22
87.ヴィートマルシェの22
H・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
10.クルミナルの22
23.ディアデラマドレの22
I・母馬優先+最優先および最優先希望枠内は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および一般出資枠内で抽選
09.ファナティックの22
17.ルヴォワールの22
32.ティンバレスの22
34.コンダクトレスの22
41.アンフィトリテの22
71.エスティタートの22
90.ビットレートの22
J・母馬優先枠内および最優先希望枠内は当選、一般出資枠で抽選
03.ヴィルデローゼの22
04.ラドラーダの22
07.リリーバレロの22
08.ピュアブリーゼの22
13.レオパルディナの22
19.ベルディーヴァの22
20.エールデュレーヴの22
22.グリューヴァインの22
29.セレナズヴォイスの22
33.エリスライトの22
36.ピースエンブレムの22
37.ピンクアリエスの22
39.サンブルエミューズの22
44.ヴィータアレグリアの22
45.フェルミオンの22
47.スペクトロライトの22
48.ローズノーブルの22
63.エリティエールの22
72.カイカヨソウの22
73.アドヴェントスの22
74.ブルーメンブラットの22
80.グランデアモーレの22
85.ブルーメンクローネの22
<母馬優先非対象馬>
A・最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
62.マラコスタムブラダの22
B・最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
35.コロナシオンの22
C・最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
06.アドマイヤセプターの22
49.外)ユーセニアの22
58.ダイワプロパーの22
60.キラーグレイシスの22
75.シンハリーズの22
76.レネットグルーヴの22
D・最優先希望枠内は当選、一般出資枠内で抽選
02.ザズーの22
11.パルクデラモールの22
14.シングルゲイズの22
16.レッドレグナントの22
21.トーコーユズキの22
25.カーミングエフェクトの22
26.キャヴァルドレの22
27.マイミスリリーの22
28.ワシントンレガシーの22
38.ダイワオンディーヌの22
40.ケアレスウィスパーの22
42.エディスワートンの22
46.ヴィアンローズの22
50.シェイリーンⅡの22
51.ビートマッチの22
52.ソートアフターの22
54.ミスティークⅡの22
55.アディクティドの22
56.チャイマックスの22
61.フォトコールの22
69.クァンタムミスの22
70.ボールドアテンプトの22
77.スターダムバウンドの22
78.リプリートⅡの22
79.ギーニョの22
81.レディドーヴィルの22
82.スプリングゲイルの22
83.ハーエミネンシーの22
84.リチュアルローズの22
86.ソブラドラインクの22
91.インピードの22
92.エルヴァスⅡの22
95.ペニーウェディングの22
96.ホーリーレジェンドの22
なお、下記募集馬につきましては、お申込みされた口数全てがご出資確定となります。
05.アヴェンチュラの22
12.メリートの22
18.リラヴァティの22
24.マスターワークの22
30.フォルテピアノの22
53.キャンプロックの22
65.ローガンサファイアの22
66.アロマドゥルセの22
67.プルメリアスターの22
68.ディーパワンサの22
88.ペルレンケッテの22
93.パーフェクトジョイの22
94.レーゲンボーゲンの22
以上が1次募集の結果です。
1.5次募集が終わった後、2次に残ったのはたったの3頭でした。
今年の入会チャレンジはかなりの難易度だった模様。私も2020年からの超新参者で入会したい気持ちは痛いほど分かるので、複雑です。
所属 | No. | 募集馬名 | 性別 | 父 | 総額 | 1口価格 | 出資可能口数 |
関東 | 5 | アヴェンチュラの22 | 牡 | ロードカナロア | 6,000万 | 15万 | 22口 |
地方 | 93 | パーフェクトジョイの22 | 牡 | *ミスターメロディ | 1,800万 | 18万 | 46口 |
地方 | 94 | レーゲンボーゲンの22 | 牡 | レッドファルクス | 1,800万 | 18万 | 47口 |