テスラは太陽光パネルや蓄電池などの電力システム事業でも注目を浴びていますが、今でもテスラの主力製品は電気自動車です。
私がまだテスラの存在も良く知らない頃、テスラ・ロードスターを試乗して一瞬でテスラのファンになりました。
※試乗したのは新モデルではありません
当時、凄い車だと衝撃を受けましたが、まさかその数年後に宇宙を飛ぶとは。
引用:flickr
宇宙空間に行った話題性が先行しがちですが、車として評価してもかなりエッジが立っています。
- 電気自動車のスポーツカー
- 価格は1000万円超
- 加速はポルシェ911カレラに勝る(0-100km/h=3.7秒)
- 2018年に新型の予約開始
どこで試乗したか
前の勤め先が自動車メーカーだったので、社内のテストコースで試乗しました。
いろーんな車を様々なコースで乗る機会がありましたが、大手メーカー以外の車に乗ったのは後にも先にもテスラ・ロードスターだけです。
そして、一番印象的で一番衝撃を受けた車でもあります。
その理由は電気自動車だからではありません。
電気自動車はBMW i3、日産 リーフなどは乗りましたが、それらが車に仕上がっていたのに対して、テスラ・ロードスターはまるで実寸大のラジコンでした。
フロア下にはバッテリーが敷き詰められ、車両重量の半分くらいはバッテリーでは?と思うほど。
外観だけでも、よくこんなもの造ったなと感心するレベルです。
(まあ、乗ってみるとさらにヤバかった訳ですが。)
ワープ?と勘違いしてしまいそうな加速
まさにギュイーーーーーン!という感じ。
停車からアクセルをベタ踏みし、0-60mph(0-100km/h)3秒台を体験した時の感想です。
- ポルシェ911カレラ:4.2秒
- トヨタ86:7.5秒
- プリウスPHEV:11.4秒
大体4秒台に、1000万円を超える各社の最上級スポーツモデルが並びます。テスラ・ロードスターの3.7秒がいかに速いか分かって頂けると思います。
- 踏んだ瞬間に体がシートに押し付けられる
- 視界の輪郭部が流れていく感じ
こんな体験は初めてでした。
明らかに他の車とは一線を画した、異質だけど革新的な車がテスラ・ロードスター(Tesla Roadster)です。
実際に製品から感じたテスラの革新性とクオリティの高さ
ロードスターの試乗以来、テスラのファンになりました。
それくらいロードスターから受けた衝撃は強かった訳です。
テスラの電気自動車は買えませんが、蓄電池(パワーウォール)は今すぐにでも欲しいと思っています。
私と同じくパワーウォールを心待ちにしている人は多くいるなずなのですが、残念ながら日本国内で販売が開始される見通しはまだ立っていません。
早く欲しいですね。