【速読速聴英単語 Core 1900】単語はこの一冊でTOEIC900。オススメの中級向け単語帳。

英語学習(TOEIC他)

今回紹介するのはZ会発行の単語帳『速読速聴・英単語Core1900』。

単語帳としてはタイトルの通りTOEIC900レベルまで、テキストとしてもリスニングや読解力を養うことのできる、万能な一冊です。

他の単語帳より優れている点、そしておすすめの使い方などをまとめました。

気がついたら3冊も購入していた

全て同じではなくて、改訂前後のものが混ざっています。

  1. (ver.4)過去に熟読
  2. (ver.4)新品状態で保管
  3. (ver.5)現在の愛読書

今書店に並んでるのは2018年に7年ぶりに改訂されたver.5ですが、私が一番勉強していた時期に使っていたのがver.4でした。

ほぼ全て記憶しているくらい読み倒していたので、キレイな状態のものを取っておきたくて購入したのがver.4の2冊目です。

murao
本当に気に入ってしまうと、改訂版が出るたびに保管用と新刊を買ってしまうことになる。

 

 

単語はこの一冊だけでTOEIC900

勉強の成果についても紹介すると、TOEICの点数は結構上がりました。

私が速読速聴・英単語で勉強を開始する3ヶ月前に会社で受けた際のTOEICのスコアは540。

その9ヶ月後には900を超えて、現在まで900を維持し続けています。

直近3回(年に一度受験)の各セクションの得点

Listening :475-480

Reading  :425-430

リスニングは毎回ほぼ満点です。

これはCore 1900によってリスニングも鍛えられたことが非常に大きかったと思います。

肝心の語彙力に関しても、リスニング、リーディングともにTOEICレベルで困ったことはありません。

 

速読速聴英単語の良いところ

出版しているZ会によると、

「一石五鳥」速読、速聴、単語、熟語、時事知識が同時に身につく!

Part Iでは「環境」「教育」「政治・国際情勢」「司法」「科学・テクノロジー」など8つの分野から、最新の時事動向をふまえた英文64本を選定。おもしろく、読みごたえのあるニュース英語に触れながら、重要語を学習できます。Part IIではテーマ別に158本のショートパッセージを収録しています。本書1冊を終えれば、単語力、熟語力、速読力、リスニング力のみならず、時事英語の背景知識も身につきます。

Z-KAI

とあります。

murao
一言で表すと、『全部任せろ』てこと。

実際に使ってみるとどうなのか。

少し主観的ではありますが、私が感じたことを紹介させてもらいます。

 

1. 英語の勉強はこの一冊だけでもOK

まず、語彙力以上に英語の基礎力が身につきます

実際、Core 1900しかやっていない時にTOEICは540→730まで伸びました。

期間は4ヶ月ほど。

単語帳一冊でTOEICの200点UPはすごくないですか?

本当にこの一冊しかやってない時期だったので、結果を見たときは本当に驚きました。

 

なので、働いている人に手には特にオススメです。

会社勤めだと勉強時間はかなり限られてしまいますよね。

使用するテキストは良いものに厳選して、効率良く進めた方が良いと思います

少なくとも私が働きながら英語学習を継続させることが出来たのは、無理せず手を広げなかったことが要因の1つだったと思います。

murao
時間は有限。何冊も同時に使って勉強を進めるのは難易度高い。

 

2. 長文を読むだけで語彙力がつく

速読速聴シリーズは掲載している記事数が多くてジャンルも網羅されています。

なので、繰り返し読むだけで自然と幅広く語彙力が身につきます

 

単語の覚え方は人それぞれ気に入ったやり方があるので、もしかしたら向き不向きはあるかもしれません。

私の場合は文章の中で覚えるのが合っていたので良い感じにハマりました。

murao
大学受験の時の単語帳が速読英単語だった方は絶対おすすめ。

 

3. 記事、例文がとにかく豊富なので、好きなジャンルから始められる

改訂されたばかりのCore1900に収録されているのは、記事64本に、短文が158本。

各記事は読み切りです。

そして1つの記事を読むだけでも、かなり勉強になるはず。

面白そうなタイトルやジャンルから好きな時に好きなだけ読めば良いと思います。

 

特に久しぶりに勉強を再開する方やこれから始める方。

楽しめるジャンルから始めれば、学習ペースを掴むのに丁度良いはずです。

 

4. 文章が面白いので飽きずに続けられる

本に掲載されている記事は、新聞の抜粋とオリジナルの記事で構成されています。

日本語で読んでも面白いものが多いので、飽きません。

自然と、馴染みの少ない分野の知識も深まりますよ。

 

5. 載っている単語を全部覚えなくても十分通用する

Core1900は中級向けで、記載されている単語数は単語1400+熟語500とあります。

結構な量ですよね。

murao
正直、載っている単語の2/3くらいしか記憶していません

それでも、TOEICくらいでは語彙で困ることはありません。

この速度速聴・英単語の単語帳として素晴らしい所は、記事や例文を読んで頭に残った単語だけで、なんとかなってしまうところだと思います。

 

感想は以上です。

一つでも『良いかも』と思うところがあれば、ぜひ一度本屋で手にとってみてください。

きっと納得してもらえると思います。

 

このテキストの使い方

活用方法は本の最初に詳しく記載があるので、ここでは参考までに私の方法を紹介します。

私の使い方
  1. 記事を読む
  2. 記事を目で追いながらCDを聴く
  3. (発音する)

なんだかすごく簡単な説明になってしまいましたが、実際これだけなんですよね。

参考にならなかったらすいません。

murao
最初は読むのも大変で時間もかかるし、聴いてもゴニャゴニャ言っているようにしか聞こえないと思います。私もそうでした。

でも、諦めずに繰り返しやると、英語の文の構成や発音のリズムみたいなのが分かってきて、

  • スラスラ読める
  • 単語を全て聴き取ることが出来る

ようになります。

 

同じ文章を繰り返しているので当然じゃないかと思うかもしれませんが、ちゃんと初見の英文にも応用できます。

この本が読めて聴けるようになれば、TOEICのリスニングや長文問題が難しいと思うことは無いはずです。

【実録】9ヶ月でTOEICを500から900に上げる為にやった3つのこと。

 

まとめ

速読速聴・英単語Core1900は、文章を読んで聴いて発音して体に覚え込ませることに長けています。

英語を学習する人の目的は、

  • TOEICで高スコアを狙いたい
  • 英語を話したい、聞き取りたい、読みたい

など人それぞれだと思います。

まずは基礎練としてCore1900で地力をつけてはいかがでしょうか?

基礎があればその後がかなり楽になるので、結局は上達の近道になります。

 

 

速読速聴シリーズについて

この速読速聴シリーズはレベルや目的ごと豊富なラインナップを揃えています。

例えば今回紹介したCore1900の対象は

Core1900の対象
  • 中級でTOEIC600〜800台を目指す人
  • 英検2級〜凖1級を目指す人

コンセプトはどれも同じなので、今のレベルと目標を元に選んで下さい。

私の手元には上級者向けのAdvanced1100もあります。

しかし、正直なところCore 1900で十分なので、単語帳としては使用していません。

初級者〜上級者の全員が一生使える万能な単語帳としてオススメしたいのは、青色のCore 1900ですね。

関連記事です。

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