TOEICのスコアが必要な方へ
3年近く前のことなので少し昔話にはなってしまいますが、転職を機にTOEICのスコアが必要になった私が、9ヶ月でTOEICを500から900に上げた方法を紹介します。
その後2年経って形式が変わっても、依然900点は維持しているので、マグレでも小手先のテクニックに頼った訳でもありません。
きちんとした英語力を身につけることができた成果だと思うので、私が実践した内容を少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。
目次
基本から忠実にやることが一番の近道だった
まず最初に、900取れた時の感想をお伝えしたいのですが、
というのが正直なところでした。
自分で言うのもなんですが、TOEICに関してだけは、勉強方法が良かったんだと思います。
まずは英語の基礎から。そして試験問題へ。
当たり前すぎて怒られるかもしれませんが、やはり基礎がすごく大事だなあと実感してます。
『楽して』とか、『簡単に』とか、そんなやり方は紹介することができません。
この記事でお伝えすることができるのは、
真面目にコツコツやったら、地力がついて結果も出た。
という実際の記録です。
ちなみに、私が500点から始めて900点を取るまでに要した9ヶ月という期間は、かなり短い方だと思います。
泥臭いやり方ですが、効率面においても人に紹介できるレベルだとは思っていますので、宜しければ読み進めてみて下さい。
実際にやった勉強方法
では、私がTOEICで900点を取るまでにやったことを順序に沿って紹介します。
改めて、スタート地点はTOEIC500点です。
英語に触れたり、勉強する習慣なんて全くない状態からのスタートでした。
1. 速読・速聴英単語を使って、まず英語に慣れる
Z会の速読・速聴英単語 Core 1900を使って、英語に慣れるところから始めました。
最初の3ヶ月は本当にこれしかしてません。
当時は勉強すること自体に全く慣れていませんでした。
なので、『まずはこの一冊だけやるか』というように、ハードルを出来るだけ低くするように心がけました。
結局、3ヶ月くらい頑張って2周くらい出来たと思います。
↓単語帳の内容について詳しくはこちらをどうぞ。本ブログで一番読まれている記事です。
2. アルクのTOEIC用教材に従う
少し英語に慣れてきたなと思ったら、いよいよTOEIC対策です。
TOEIC関連のテキストは本屋に行けば大量にあります。
思わず手にとってしまいそうなキャッチーなタイトルの本もたくさんありますよね。
『世界で一番分かりやすい〇〇』
『1日1分〇〇』
『これなら続けられる〇〇』
などなど。
しかし、『餅は餅屋』の精神に従い私が頼ったのは英語教育のプロでした。
そう、アルクです。
私が実際に取り組んだコースはこちら。
私が受講した時はちょうど改訂直前だったので、最新のテキストとは異なります。
でもサンプルを見る限り、コンセプトは変わっていないようですね。
テキストの内容や進め方に違いはほとんど見られませんでした。
学習期間が5ヶ月とありますが、ボリュームはそこまで多くありません。
5ヶ月あれば、余裕をもって完走できると思います。
今でもTOEICを受ける前は復習しますが、今なら1ヶ月分を1日で復習できます。
つまり、何度もやった今であれば、集中すれば1週間で全て復習できてしまうほど。
それ位のボリュームです。
本当のことですが、私ははそれまで通信教育でうまく行ったことがありませんでした。
- ヒアリングマラソン(アルク)6ヶ月
- ロゼッタストーン※Skype講座あり
ロゼッタストーンについては10万円くらいしたと記憶しています
『またダメかもしれない』と思いつつアルクの教材に申し込んだのですが、この時はちゃんとやり遂げることができました。
ということで、通信教育の過去の挫折経験は気にしなくてOKです。(体験談!)
(どの卒業証書よりも貰った時は嬉しかったですね。)
ちなみに、やるかやらないかは置いておいて、通信教育の良いところもあります。
それは教材がずっと手元に残るところです。
これがスクールだと、サボってしまった分は取り返せません。
取り返しが効くのは、大きなメリットですね。
なので、少しでもモチベーションがあるなら、絶対始めた方が良いです。
アルクは常に応援キャンペーンを実施しているので、思い立った時がベストタイミング。
3. とにかく公開テストを受け続ける
そして最後は実践編です。
結局のところTOEICはクイズのようなものなので、いかに出題形式に慣れているかも超重要。
スコアに大きく影響します。
なので勉強開始後4ヶ月経ったころ(単語帳を読み終わったくらい)から公開テストに毎回申し込みました。
停滞することもありますが、いきなりドカンとスコアが伸びることもありました。
- 毎月試験があるので、プレッシャーが切れることがない
- 結果も合わせて毎月もらえるので、モチベーションも持続する
勉強を開始して5ヶ月後に初めて受けたテストでまずは
540→725
その後毎月受けることでさらに3ヶ月後に(勉強開始8ヶ月後)
725→835
そしてその翌月(勉強開始9ヶ月後)に
835→905となりました。
最初に単語帳を開いて9ヶ月後、TOEICを受け始めて4ヶ月後のことです。
おまけ。気になる勉強時間
結構頑張っていたと思います。
そんなに簡単ではないですよ。
でも習慣づければそこまで苦ではなかったですね。
会社が休みの日も、『13時に家を出なきゃだから、それまで1時間やるか。』みたいに、30分〜1時間単位でコマ切れに勉強してました。
長時間集中力は持続しませんし、私にはこの方が向いていた気がします。
以上です。
500点の頃は、900点なんてかけ離れた世界のことだと思っていました。
でも会社員をやりながらでも数ヶ月で達成できましたし、今思えば、『こんなもんか』って程度のことです。
やり方さえ間違えなければ誰にでも出来ることだと思います。本当に。
色々な事情でTOEICで良い点を取らなければいけないという方の参考になれば、嬉しく思います。
最後にもう一度。私が実際に取り組んだコースの紹介です。
これが無ければ、無理だったでしょうね。
本当に、アルクさまさまです。