デパ地下や成城石井で売られているフランス産バター。
エシレやボルディエなど、日本では1個2,000円以上はする高級バターですが、フランスで購入するとかなり安いこと、ご存知ですか?
100年以上の歴史をもつエシレに、フランスの三ツ星レストランやホテルで提供されるボルディエが、500円以下で購入できます。
ということで、フランスに行った際にバターをたくさん買って持ち帰りました。
お土産に最高だと思います。
目次
フランス・パリでバターを購入
スーパーでも高級バターはたくさん売っている
品揃えが豊富なのは、やはりデパートの食品コーナーです。
ギャラリー・ラファイエットやボン・マルシェが有名どころでしょうか。
ホテルが近かったり、行くあてがあれば利用したいところです。
でも、メジャーなものであれば、普通のスーパーでも十分手に入ります。
参考までに実際に私が購入したのはGaleries Gourmandes。商業施設の地下にあるスーパーです。
空港バスと1番線メトロの停車駅、Porte Maillotのすぐ近く。
定番のMONOPRIXでも良かったのですが、帰国日の日曜は休業していたので、こちらを利用しました。
エシレにボルディエも十分な量が揃っていました。
価格は、エシレなんて250gがたったの4.25ユーロ(500円ほど)。
日本だと、ネットで安くまとめ買いしても2,500円するのに・・・。
やっぱり安いですね。日本の1/5の価格です。
バターをフランスから日本に持ち帰る
用意するものと方法
バターはスーパーで購入するとして、日本に持ち帰る為に用意するものは、この3つ。
- 保冷バッグ
- ジップロック
- 冷凍食品(保冷剤代わり)
もはや定番となっている方法なので、紹介するまでもないかもしれません。
バターと一緒に保冷剤代わりの冷凍食品を保冷バッグに入れるだけです。
真夏でもこの方法でいけたという方もいたので、年中いけると思われます。
ちなみに、保冷バッグは現地でも手に入ります。
なので、なんの用意もなく、旅行中にふと思い立ったとしても、全然大丈夫。
帰国後、取り出したのがこちら
実は、ちゃんと冷えてはいたものの、冷凍食品は溶けきっていてキンキンではありませんでした。
もしかしたら冷凍食品のチョイスが甘かったのかも。水分の多いものを選ぶべきだったかもしれません。
持ち帰ったバターは2kg強
左から、
- ボルディエ(有塩・無塩・海藻・オリーブ・柚子・フェンネル)
- セル・ドゥ・メール(粗塩いり)
- エシレバター (無塩・有塩)
しめて2kg強。購入価格は5,000円ほど。
持ち帰った後にやること
保冷剤代わりの冷凍食品を食べる
せっかくなので、いただきましょう。
一度解凍したものを再冷凍すると、味も風味もがかなり落ちてしまいます。
ほうれん草のキッシュとラザニアを頂きました。
さすがフランス、冷凍食品のクオリティも高めです。
すぐに食べないものは冷凍保存
少しでも空気に触れさせない為に、ラップ+ジップロックで厳重にしてから冷凍庫へ。
バターって、全然かさばらないんですね。
たくさん買いすぎた気もしていましたが、実際はかなりコンパクトになって、スペースはさほどとっていません。
これなら、もっと買っておけば良かったと思いました。
バターを食す。
一番楽しみにしていたのは、ボルディエの海藻入りバター。
なかなか違和感のある組み合わせですが、どこでも絶賛されていたので楽しみにしていました。
ボルディエのバターは125gと小さくても2,000円近くします。
石鹸くらいの大きさなのに、結構なお値段ですよね。
それがフランスだと400円。
海藻バターはパンにのせても美味しかったですが、おすすめは魚料理。
写真はタラのムニエル。
お店みたいな、本当に複雑な味に変わります。
そしてバターケースで冷蔵保存
賞味期限は短いもので2週間ほど。
発酵バターなので、そんなに日持ちはしません。
なので新鮮なうちにどんどん食べてしまいましょう。
そして食べ終わったらバターケースへ。
今回を機にバターケースを新調しました。
選んだのは、鮮度維持と、酸化防止のために、気密性が最も高いもの。
二重パッキンと中央のバルブが特徴のホーロー容器です。
200g用が、サイズとしてちょうど良いですね。
エシレバター250gもギリギリ入ります。
バターケースとしては若干高めかもしれません。
でも切った状態で1ヶ月以上たっても全然黄色く変色していませんし、おすすめです。
以上です。
フランスへ旅行へ行ったら、お土産はバターをどうぞ。