アメリカ駐在の内示が出たのが5ヶ月前。
現在、渡米して5日が経ちました。
まずは単身でアパートや車など生活環境を整えて、←今ここ
2ヶ月後に家族を迎える予定です。
今回の記事は、出国までのことについて触れたいと思います。
目次
家族と家と車はどうする?
うちの場合は、単身赴任ではなく、家族も連れて行きます。
家族は全員帯同
- 私(30代後半)
- 妻(同い年)
- 犬(5歳)
- 娘(1歳)
犬も一緒です。
妻は会社(勤続15年)を辞めることになりました。
ちなみに、私も妻も海外に居住するのはこれが初めてです。
渡米後の話ですが、アパートの内見時、Leasing Officeのおばちゃんに
「あなたの家族にとってAdventure(冒険)ね」
と言われました。
確かに。
自宅は(持ち家)はそのまま
- 住み始めて5年の一軒家(築19年)
- ローンは残り20年(ローン控除はまだ5年残)
家はそのまま置いていきます。
家具や荷物も置きっ放しでいいので、かなり助かってます。
人に貸す選択肢もあるみたいですが、うちは古いので・・・。
借り手はいないだろうと最初から諦めてました。
赴任中のメンテナンスは、ダスキンとアルソックと契約しました。
年間で15万円くらいかかりますかね。
電気、水道ともに契約は継続します。
車は実家で保管
- ランドクルーザープラド(2020年)
- 軽(2009年)
2台とも、それぞれの実家に置いていきます。
赴任中も車検や保険代はかかるので、金銭面ではマイナスな選択かもしれません。
しかも、今は中古車市場が高騰しているので、プラドは中古で安く買った時より高く売れます。
それでも、改めて車を購入しようにも状況がさらに悪化していると困るので、売らずに置いて行くことにしました。
愛着もありますし。
出国までの準備
ここからは、具体的な準備について。
アメリカ就労ビザの取得
取得したのはE1ビザ(貿易駐在員ビザ)です。
代理店任せとはいえ、申請書類を作るための書類の準備には丸二日を要しました。
米国大使館での面接は妻と二人。
待たされることなく、書類提出、指紋採取、面接はスムーズに終了。
クロネコヤマトの海外引越
うちの場合はヤマトを利用して4回に分けて発送します。
- 船便(8m^3)
- 航空便(ダンボール2箱分)
- 船便(6m^3)
- 航空便(ダンボール3箱分)
現在、1、2便まで終わりました。
これは1便の荷物。(保険用に物品のリストを作る必要があるので、収納ボックス等は全て中身が見える状態にしています。)
大物は、3人掛けのソファ。あと映っていませんがダブルベットですね。
ヤマトの方はさすがプロ、手際良く、全て丁寧に梱包してくれました。
搬出が終わると、空っぽになりました。
残りの3、4便の中身は、アパートの間取りなどが決まってから何を送るか決める段取りです。
船便は届くまで4ヶ月
コロナの影響で、発送期間がとにかく長い。
- 船便は3-4ヶ月
- 航空便は2週間
時間がかかるからといって早く発送してしまうと、届くまでの間の日本の生活に支障をきたすというジレンマ。
何をいつ送るべきか、かなり悩ましかったです。
ここから先は、主に書類の手続きです。
国際運転免許証
渡米初日からレンタカーを運転するので、国際免許は絶対必要。
米国のドライバーライセンスを取得するまでのつなぎです。
生命保険の手続き
アメリカの居住者になる場合、申請が必要です。
(もしかすると保険会社によって違うかも)
しかし、SSN(アメリカの社会保障番号)が必要となるので、出国前に手続きは完了しませんでした。
市役所で転出届と印鑑証明取得
転出届を出す前に、念のため印鑑証明は3枚ほどもらっておきました。
車を売買することになった際、必要になります。
住宅ローン控除の再開準備
帰国後、住宅ローン控除を再開するために税務署へ提出する書類があります。
- 転任の命令等により居住しないこととなる旨の届出書
- 未使用分の給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書
ローン控除は5年残っています。赴任中の3年は消費されてしまいますが、帰国後、残り2年は再び有効にできます。
不要な銀行口座の閉鎖
米国の確定申告で申告が必要なので、何個かの地方銀行の口座を閉じました。
電話で完了するところもあれば、来いという所も。対応は全然違うんですね。
出入国時の犬の検疫
これはボリュームが多いので別記事とさせて頂きます。
これが1番大変。
そして、1番ミスれない。
妻が一手に引き受けてくれました。
アメリカの物価高、円安対策
ご存知のとおり、アメリカは何もかも高いです。
来てみて実感しました。
スーパーの食材は日本の2-3倍、外食は3-4倍くらいでしょうか。
送れるものは日本から送るが正解です。
- 家具
- 衣類
- 日用品
- 保存のきく日本食
など、生鮮食品以外は全てですね。
日本の食材も売ってはいますが、高い高い。
鰹節が$25(3,500円)、ちょっと払えないです。
衣類も同じですね。
下着、シャツ、パンツ、靴下などは日本のユニクロで爆買いしましたが、正解でした。
高品質な日本の日用品
- 渡米ブログを参考に、日用品も3年分送りました。
- サランラップ
- コロコロ
- 台所用スポンジ
- 歯ブラシ
- おむつ
- 生理用品
- コロコロ
- クイックルワイパー
渡航時の私の手荷物。この段ボール、中身はオムツです。
ちなみにオムツは英語でdiapers(ダイアパーズ)と言うそうです。
日本でやり残したことが無いように
当分は食べれないであろう行きつけのお店を巡り、
愛馬に会うために北海道へ。
レッドランメルトは、この見学後のレースで2勝目をあげてくれました。
そして出国2日前、家族で最後の国内旅行。
ここ最近、当ブログは一口馬主を主なテーマとしてきましたが、これからは海外駐在ブログになる予定です。
今後ともよろしくお願い致します。