先日、第一子が生まれました。
色々と用意しなければいけない物がある中で、最も検討に時間をかけたのがチャイルドシートです。
メーカーで自動車などの設計に従事して10年以上。
あらゆる角度から検証して、我が家に最適なチャイルドシートを購入しました。
が、こんなに良い製品なのに、意外と知られていないようで・・・。
なんだかもどかしいので、紹介したいと思います。
目次
マキシコシのAXISSFIX PLUS(0〜4歳児)
マキシコシはオランダ発祥の欧州トップブランド
マキシコシ(MAXICOSI)は1968年に育児用品先進国オランダで誕生しました。
ヨーロッパのトップブランドです。
最新の安全基準(R129)を世界で最初にクリアしたように、先進技術を取り入れた安全性能と独創的なデザインが世界的に評価されています。
日本では広告に力をいれている国内メーカーによって知名度はイマイチですが、国内品とほぼ同価格で日本でも購入が可能です。
欧州のメーカーなだけあってデザインは良いですし、低重心で天井までのスペースにも余裕があります。
設置後も、後部座席が狭くなった印象はありません。
チャイルドシートは適用年齢によっていくつか種類がありますが、こちらは乳児・幼児兼用のものです。
国内メーカーのハイエンドモデルに相当
マキシコシのチャイルドシートについて、基本的な機能から、他メーカーでは一部のハイグレード商品にしか備わっていないものまで、一般的なメリットについて紹介します。
最新・最高の安全基準R129を満足
マキシコシのチャイルドシートは、最新・最高の安全基準であるR129※を満足しています。
※以前の安全基準R44に加えて横からの衝撃耐性も追加
国内で売られている製品はR129とR44どちらかの安全基準を満足しているものがほとんどですが、両者には安全性能の違いがあるので、注意して選んで下さい。
- R129の認証→高価
- R44の認証→安価
新生児をしっかりホールド
新生児の未熟な身体をしっかりと包み込んで守るハグインレイ。安全性と快適な乗り心地を実現するクッションが装備されています。
前向き・後ろ向きの2WAYで使用可能
後ろ向き(45~87cm)・前向き(76~105cm)の2wayで使用可能です。
360°回転式で狭い車内でも乗せおろしが楽
安全性、利便性を高めた低重心・コンパクト設計で車内スペースを犠牲にする事無く、簡単に乗せ降ろしをすることができます。
どちら方向にも回転するので色々と楽です。
シートカバーは取り外して洗濯が可能
生地の部分は全て脱着が可能です。
基本的に汚れてしまうものなので、安心ですね。
ヘッドレストとリクライニング機能
- ワンタッチで肩ベルトと連動して高さが調整できる、衝動吸収内臓のヘッドレスト
- 乗せたまま調整可能なリクライニング機能
動かせる箇所が多く、こどもの成長に沿ってベストなセッティングが出来ます。
マキシコシにしかないメリット
買っても型落ちにならない
国内ブランドは、毎年新製品が発表されるので、せっかく購入しても翌年には型落ち品の札が貼られてしまいます。
対して欧州ブランドは、一度発表したら、10年近く同じ製品を売り続けます。ラインナップも一つだけ。
イメージはリモワのスーツケースでしょうか。
国内ブランドのように毎年機能を小出しに追加して、新製品!と売り出すようなことはないので、私は好きです。
足元スッキリ+シートのスライドOK
マキシコシ独自の機能面について。
なんと、サポートレッグがついてません。
足元がかなりスッキリしていて、荷物を置くのにもかなり良いです。
ちょっと狭いですが、チャイルドシート側から乗車することも可能です。
シートを前後にスライドできるのも大きなメリット。
サポートレッグのついていないチャイルドシートは他にもありますが、最高の安全基準(R129)を満足しているのはマキシコシだけです。
私はこれが決め手で購入を決めました。
買って分かったデメリット
実際に使って気づいた点についても、一応書いておきます。
サポートレッグがない為、前後方向の支えのためにシート背面にフックをかけてきつく締め上げるのですが、この時、シートが結構凹みます。
ヘッドレストの所ですね。
目立たない場所ですし、私は面倒なのでそのままにしていますが、当て木のようなものを挟めば解決すると思います。
使っていく上で気になる点が出てきた都度、追記しますが、今の所はこれだけ。
マキシコシのチャイルドシートはかなり秀でているにも関わらず、国内メーカー相手だとPR不足で後手を取っていそうなので、紹介させて頂きました。
チャイルドシート選びの参考にして頂ければ、幸いです。