10日後に資格試験を控えていますが、何の準備もしてません。
必要な知識をすでに備えている訳でもありません。
身の振り方に困っていたのですが、受けないことに決めました。
残念ですが、時間をかけて検討した結果です。
では、まず私の今の状況を整理します。
どうしましょうか、これ。
試験日:9/9
この記事を書いている今日が8/29なので、10日後ですね。
ちなみに私は経理に従事している訳ではありません。
なのでこの資格を取ったところで、1mmも役には立たないでしょう。
ではなぜ申し込んだかというと、
・・・職場のみんなが受けるからです。
同僚の一人が簿記を勉強していて(たしか日商簿記2級は合格、今は1級に挑戦中)、
『昼休みに勉強会を開くから一緒に勉強しない?』
と誘われたのがきっかけでした。
簿記は役に立つと聞きますし、当時はやる気もあったので自分も参加を表明しました。
そして集まった数人で、この資格をとることを目標に定めて勉強を始めたのですが、自分は早々にドロップアウトします。
(だって昼休みも勉強したら、疲れて仕事にならないですから。)
それから2ヶ月、聞くところによると自分以外の皆は順調に学力をつけ、過去問を解いても合格点に届くようになったそうです。
私はというと、昼休みの勉強会には参加はしないものの、実は帰宅後にこっそり自主勉強していたので、何度かは合格点に達しました!
ということは全く無くて、過去問なんて見てもいませんし、帰宅後に勉強なんかする訳ありません。
皆が勉強している間、ブログ書いてました。
学力も、最初の数回分の勉強会以降、止まったままです。むしろ忘れてゼロに近似されていることでしょう。
過去を振り返ってみる
実は過去にも似た状況はあり、試験をサボることは既に経験済みです。
その時の試験は、英語資格の代表格、TOEICでした。
今回の簿記試験とは異なり、仕事にも必要なものだったので、事態はもう少し深刻だったような気がします。
サボって受験料5,725円をドブに捨てることを決めたのは試験当日の朝。
その決断をするまでの数日間は、モヤモヤが続いたのを覚えています。
今思えば、なんて(悩む時間が)勿体ない。
TOEICはスコアが結果になるので、合格不合格ではありません。
『受けに行くだけで試験に慣れることはできる。』
『現状の力を知ることができる。』
この言い分も分からなくもありませんが、実際は受けること自体に意味はないと思います。
聴けない・読めない状態で試験を受けに行ったところで、何の力もつかないですから。
苦痛な時間が2時間続くだけです。
現状の力が無いことくらい、サボろうかと考えている時点で証明されています。
つまり、受けたところで疲れるだけ。
ということで2回目(2回連続)にサボった時は、前回の反省を生かして1週間前くらいに行かない決意を固めました。
5,725円 x 2 = 11,450円 の受験料を無駄にした代わり、休日2日と交通費2,000円くらい得したことになります。
受けに行かない試験を申し込む理由
多くの人は、試験をきっかけに勉強する自分に期待してるのでしょう。
しかし私の場合、残念ながら
- 試験に申し込む
- 参考書を買う
くらいではやる気が出ません。
これに、
- 何回か試験をサボって、『こんなことしてたらダメだ』と心を入れ替える
くらいの自己嫌悪を経てようやくスタートを切れます。
つまり、サボることも成長期に必要な大事なプロセスの一つということ。
本題。試験直前期の対処法
早く諦めて、試験を辞退する現実を受け止めましょう。
今回はどうせ勉強しないし、受けても合格しないので、ストレスを感じること自体無駄です。
お金を払ってストレスを増長させるなんて傷口を広げるだけですし、勿体ありません。
次のチャンスは、受験料を払い続ける限り何度もやってきます。
下手に受けに行って心地良い疲労感による偽りの満足度を得るより、受験料をドブに捨てたことを反省する方が将来の成長に繋がります。
実際私は、TOEICを2回連続でサボって自己嫌悪に陥った後、ようやく真面目に勉強を開始して数ヶ月でスコアを500→900まで上げました。
やる気スイッチをONにする為には、ダメな結果が分かっている試験は受けない方が身のため。
もしかしたら受かっているかもという叶わない期待や、受けただけの達成感なんて、役に立ちません。
ということで、今回は将来の成長のために受験料6,280円をドブに捨てようと思います。